特許
J-GLOBAL ID:200903005195109351

ポリビニルアルコール系重合体フィルムおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 辻 良子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-142452
公開番号(公開出願番号):特開2005-324355
出願日: 2004年05月12日
公開日(公表日): 2005年11月24日
要約:
【課題】 液晶モニターや液晶テレビ等の高コントラストを達成するために、高偏光度の偏光フィルムを得るべく延伸倍率を高くしても、偏光フィルムに微細なクラックやボイドが発生せず、高品質の偏光フィルムを高い歩留りで製造できるPVA系フィルム及びその製法の提供。【解決手段】 スキン層AとBの間にコア層Cが存在する3層構造を有し、下記式 (I)及び(II)を満足すると共に、下記式(III)及び(IV)の少なくとも一方を満足するPVA系フィルム並びにその製法。 ΔnMDA/ΔnMDB=1.0〜1.5 (I) ΔnMDB-ΔnMDC≧0.2×10-3 (II) ΔnMDA<3.0×10-3 (III) 0≦|FA/FC-FB/FC|≦0.1 (IV)(式中、ΔnMDA、ΔnMDB及びΔnMDCはスキン層A、スキン層B及びコア層Cの長さ方向の複屈折率、FA,FB及びFCはスキン層A、スキン層B及びコア層Cの配向度を示す。)【選択図】 なし
請求項(抜粋):
外側の2つのスキン層Aおよびスキン層Bの間にコア層Cが存在する3層構造を有するポリビニルアルコール系重合体フィルムであって、下記の式(I)〜(III); ΔnMDA/ΔnMDB=1.0〜1.5 (I) ΔnMDB-ΔnMDC≧0.2×10-3 (II) ΔnMDA<3.0×10-3 (III) [上記式中、ΔnMDAはスキン層Aの機械流れ方向の複屈折率、ΔnMDBはスキン層Bの機械流れ方向の複屈折率、ΔnMDCはコア層Cの機械流れ方向の複屈折率を示す。] を満足することを特徴とするポリビニルアルコール系重合体フィルム。
IPC (2件):
B29C55/02 ,  G02B5/30
FI (2件):
B29C55/02 ,  G02B5/30
Fターム (13件):
2H049BA02 ,  2H049BB43 ,  2H049BC03 ,  2H049BC22 ,  4F210AA19 ,  4F210AG01 ,  4F210AH73 ,  4F210QC01 ,  4F210QD01 ,  4F210QD06 ,  4F210QG01 ,  4F210QW17 ,  4F210QW31
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (5件)
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