特許
J-GLOBAL ID:200903005200581811

テンションサーボ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 脇 篤夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-183267
公開番号(公開出願番号):特開平7-021628
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1995年01月24日
要約:
【要約】【目的】 停止動作をさせてもテープダメージを受けることなく停止動作を行えると共に、外乱が取り去られた時には速やかに安定状態に復帰するテープテンションサーボ回路を提供すること。【構成】 異常テンション検出器21により異常テンションが検出された時は、目標テンション25として角度データ11を目標生成器22は出力する。このとき、サーボ回路23の積分制御回路23-1はリセットされると共に、その出力は遮断される。従って、サーボ回路23の出力はゼロとなる。異常テンションが復帰すると、目標テンション指令12はLPF22-2を介してサーボ回路23に印加されるようになるため、その変化速度は遅くなり、サーボ回路23は十分その変化に追従できるようにされる。
請求項(抜粋):
磁気テープを繰り出すあるいは巻取るリールと、該リールを駆動するリールモータと、上記リールから引き出された上記磁気テープが掛け渡されると共に、上記磁気テープのテンションの大きさに応じて回動するテンションアームと、該テンションアームの回転軸の回転角度を出力する角度検出手段と、目標テンション信号を出力する目標テンション出力手段と、上記角度検出手段から出力される角度信号と、上記目標テンション出力手段から出力される目標テンション信号とが入力され、上記両信号の差をなくすよう上記リールモータを制御することにより、上記テンションアームの角度を一定とするサーボ制御手段とを備えるようにしたテンションサーボ回路において、上記サーボ制御手段の応答速度より上記目標テンション信号の変化速度を遅くする手段を設けると共に、上記角度検出手段の出力を監視することにより異常テンションを検出する異常テンション検出手段を設け、該異常テンション検出手段から異常テンションが検出された時に、上記目標テンションを上記目標テンション出力手段の出力から上記角度検出手段から出力される角度信号に切換えるようにしたことを特徴とするテンションサーボ回路。

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