特許
J-GLOBAL ID:200903005201490593

一級、二級または三級アミン基を含むパラ-フェニレンジアミン、メタ-フェニレンジアミンおよびパラ-アミノフェノールまたはメタ-アミノフェノールからなるケラチン質繊維の酸化染色のための組成物、およびこの組成物を用いる染色方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-008518
公開番号(公開出願番号):特開平8-034714
出願日: 1995年01月23日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 ケラチン質繊維、特に毛髪などヒトのケラチン質繊維を広範囲な色調に酸化染色するための酸化染料組成物を提供する。【構成】 一級、二級または三級アミン官能基を含むパラ-フェニレンジアミン、メタ-フェニレンジアミンおよびパラ-アミノフェノールまたはメタ-アミノフェノールからなる酸化染料組成物。
請求項(抜粋):
染色に好適な媒体中、(a)下記式(I)のパラ-フェニレンジアミン類から選ばれた少なくとも第1の酸化染料先駆体【化1】(式中、基R1、R2、R3およびR4は以下の条件に適合する:-R3およびR4が、独立に、-(CH2)n-OHにおいてnが2、3または4に等しい基を表すとき、R1およびR2がいずれも水素原子を表すか、-またはR4が、-(CH2)n-OR5においてR5がメチルまたはエチル基でありnが2または3に等しい基を表すか、またはモノ-またはジヒドロキシプロピル基を表すかのいずれかであるとき、R1、R2およびR3が水素原子を表すか、-またはR1およびR2が、独立に、メチルまたはエチル基を表しかつベンゼン環の2,3;2,5;または2,6位に配位するとき、R3およびR4が水素原子を表すか、-またはR1がイソプロピル基を表すとき、R2、R3およびR4が水素原子を表すかのいずれかである。)および/またはこれら式(I)の化合物の酸との少なくとも1種の付加塩;(b)下記式(II)の、メタ-フェニレンジアミン型の少なくとも第1のカプリング剤:【化2】(式中、R6は水素原子、アルキル基またはモノ-またはポリヒドロキシアルキル基を表し、R7は水素原子、アルキル基またはモノヒドロキシアルコキシ基を表し、R8は水素原子またはアルキル基を表し、R9はアルコキシ基、アミノアルコキシ基、モノ-またはポリヒドロキシアルコキシ基または2,4-ジアミノフェノキシアルコキシ基を表し、上記のアルキルまたはアルコキシ基が1から4までの炭素原子を含み、上記のモノ-またはポリヒドロキシアルキル基およびモノ-またはポリヒドロキシアルコキシ基が2から3までの炭素原子を含むアルキルまたはアルコキシ基でかつ1から3までのヒドロキシル基からなるものを表し、R7またはR8の少なくとも一方は水素原子を表すと理解されるべきものである。)および/または式(II)のこれら化合物の酸との少なくとも1種の付加塩;(c)-下記式(III)の、パラ-アミノフェノール型の、少なくとも第2の酸化染料先駆体:【化3】(式中、R10はアルキル、モノヒドロキシアルキルまたはモノアルコキシアルキル基を表し、上記のアルキルおよびアルコキシ基が1から4までの炭素原子を含むものである。)および/または式(III)のこれら化合物の酸との少なくとも1種の付加塩;であるか-または下記式(IV)の、メタ-アミノフェノール型の、少なくとも第2のカプリング剤:【化4】(式中、R11は水素原子、1または2炭素原子を含むアルキル基または2から3までの炭素原子を含むヒドロキシアルキル基を表す。)および/または式(IV)のこれら化合物の酸との少なくとも1種の付加塩;のいずれか、からなり、ただし、(i)式(I)、(II)および(IV)の化合物を同時に含むものであって、式中のR1およびR2がベンゼン環上の2,6位にあるメチル基を表し、R3、R4、R6、R7およびR8が水素原子を表し、R9がアミノエチルオキシ基を表し、かつR11がβ-ヒドロキシエチル基を表す組成物、および(ii)式(I)、(II)および(IV)の化合物を同時に含むものであって、式中のR1、R2、R3、R6、R7、R8およびR11が水素を表し、R4がメトキシエチル基を表し、かつR9がβ-ヒドロキシエチルオキシ基を表す組成物を除外してなることを特徴とする毛髪などのケラチン質繊維のための酸化染料組成物。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭55-013799

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