特許
J-GLOBAL ID:200903005201493908

食品用包装材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-199448
公開番号(公開出願番号):特開平10-034791
出願日: 1996年07月29日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 安価で抗菌作用を効率よく発揮する食品用包装材1を提供する。【解決手段】 各種合成樹脂やセロハン、紙などをフィルム状、シート状やトレー容器などの形状の基材2を成形する。基材2の一面にイソチオシアン酸アリルなどの揮発性の抗菌剤およびアルギン酸カルシウムなどの吸湿剤を合成樹脂溶液に混合して塗布し、第1の抗菌層3を薄膜形成する。第1の抗菌層3の表面に、ゼオライトなどの無機質の抗菌剤および吸湿剤を合成樹脂溶液に混合して塗布し、第2の抗菌層4を薄膜形成する。第1の抗菌層3および第2の抗菌層4の合成樹脂は、高親水性の吸湿性のものを用いて、食品用包装材1を形成する。食品の包装により、食品から発散する水分を第1の抗菌層3および第2の抗菌層4が吸湿する。第1の抗菌層3から抗菌剤が揮発し易くなり、ガス透過性が増大した第2の抗菌層4を介して徐々に放出する。抗菌性を効率良く長期化できる。
請求項(抜粋):
食品を包装する食品用包装材において、基材と、この基材の前記食品と対向する面に設けられ揮発性の抗菌剤を含有する抗菌層と、この抗菌層の前記食品と対向する面に設けられ吸湿によりガス透過性が増大する被膜層とを具備したことを特徴とする食品用包装材。
IPC (5件):
B32B 7/02 ,  B32B 27/00 ,  B32B 27/18 ,  B32B 27/30 ,  B65D 85/50
FI (5件):
B32B 7/02 ,  B32B 27/00 H ,  B32B 27/18 F ,  B32B 27/30 ,  B65D 85/50 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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