特許
J-GLOBAL ID:200903005209974662
開封履歴明示機能に優れた螺子キャップ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
小野 尚純
, 奥貫 佐知子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-316619
公開番号(公開出願番号):特開2004-149156
出願日: 2002年10月30日
公開日(公表日): 2004年05月27日
要約:
【課題】ラチェット方式のTEバンドを備えた螺子キャップにおいて、低開栓トルクで開栓を行うことができ、開栓に際してTEバンドが容器口部に残らず、キャップ本体とともに容器口部から取り外される螺子キャップを提供すること。【解決手段】第1の垂直部、連通部及び第2の垂直部を有する屈折スリット17により、TEバンド2が、開栓旋回部2aと開栓抑制部2bとに分断されており、開栓旋回部2aは、開栓によっては破断しないワイドブリッジ15によってキャップ本体のスカート部下端に連結されており、開栓抑制部2bには、スカート部下端面に形成されている係合用凹部に収容されているストッパー片22と、容器口部外面に形成されている突起部と係合するラチェット20が形成され、開栓旋回部2aと開栓抑制部2bとは、開栓に際して容易に破断する破断用ブリッジ26によって連結されていることを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
螺子係合により容器口部に固定されるキャップ本体と、該キャップ本体のスカート部下端に設けられた開封履歴明示バンドとからなる螺子キャップにおいて、
前記バンドは、その上端から下端まで延びている屈折スリットによって、該スリットに対して開栓方向側に位置する開栓旋回部と閉栓方向側に位置する開栓抑制部とに分断されており、
前記屈折スリットは、前記バンドの上端から実質上垂直方向下方に降下した第1の垂直部と、前記バンドの下端から実質上垂直方向上方に延びており且つ第1の垂直部に対して開栓方向側に位置している第2の垂直部と、第1の垂直部の下端と第2の垂直部の上端とを繋ぐ連通部とを備えた屈折形状を有しており、
前記開栓旋回部の屈折スリット近傍部分において、前記バンドは、キャップ本体の開栓方向への回転に際して破断しない第1のブリッジを介して前記スカート部下端に連結されており、
前記開栓抑制部の屈折スリット近傍部分において、(a)前記バンドの内面には、閉栓方向への回転は許容するが、容器口部の外面に形成されている突起部との当接によって開栓方向への回転を制限するラチェットが形成され、(b)前記バンドの上面にはストッパー片が形成されていると共に、
前記ストッパー片は、開栓方向側の側面が実質上直立し且つ閉栓方向側の側面が閉栓方向に向かって上方から下方に傾斜した形状を有しているとともに、前記スカート部の下端面には、該ストッパー片に対応する形状を有し且つ該ストッパー片を収容している係合用凹部が形成されており、
前記開栓旋回部と開栓抑制部とは、キャップ本体の開栓方向への回転に際して破断可能な第2のブリッジによって互いに連結されていることを特徴とする螺子キャップ。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (23件):
3E084BA01
, 3E084CA01
, 3E084CC03
, 3E084CC04
, 3E084CC05
, 3E084DA01
, 3E084DB01
, 3E084DB06
, 3E084DB12
, 3E084DC03
, 3E084DC04
, 3E084DC05
, 3E084FA09
, 3E084FB01
, 3E084GA04
, 3E084GB04
, 3E084GB08
, 3E084HA03
, 3E084HB02
, 3E084HC03
, 3E084HD01
, 3E084HD04
, 3E084KA13
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