特許
J-GLOBAL ID:200903005215273420

波長変換素子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-039610
公開番号(公開出願番号):特開平6-250241
出願日: 1993年03月01日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 周期的に分極された非線形光学材料を有する波長変換素子の、より低コストの製造方法を提供する。【構成】 波長素子の非線形光学材料3の分極可能温度以上の雰囲気中に設置し、導電面2、4にリレー6を通じて電源5の電圧を印加し、非線形光学材料3をその電圧方向に分極させて、x軸ステージ7をT/ 2(ただし、Tは1周期の長さ)移動させヒートシンク9に接触させ非線形光学材料3のT/ 2の領域の分極を凍結させ、次にリレー6を切り替え分極方向を反転させて同時にx軸ステージ7を再びT/ 2移動させ同様にこの新たなT/ 2の領域の分極を凍結させる。これを、繰り返して非線形光学材料3の分極方向が反対である領域が交互に周期Tで繰り返される構造を持つ波長変換素子を製造する。
請求項(抜粋):
導電面を有する基板の導電面上に非線形光学材料が形成され更にその上に導電面が形成された波長変換素子であって前記非線形光学材料の分極可能温度以上に保持された前記波長変換素子を、前記非線形光学材料の分極可能温度以下に保持されたヒートシンクに、接触面積が一定量づつ階段的に増加する様に接触させながら移動させ、且つ、前記基板の導電面と前記非線形光学材料上の導電面間に電圧を印加し、この極性を前記波長変換素子の移動に同期させて反転させることを特徴とする前記非線形光学材料が、前記基板の導電面と垂直方向に分極され、その分極方向が反対である領域が交互に実質的に一定の周期で繰り返される構造を有する波長変換素子の製造方法。

前のページに戻る