特許
J-GLOBAL ID:200903005216239439

電動アクチュエータ及びロボット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田下 明人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-120294
公開番号(公開出願番号):特開平10-296668
出願日: 1997年04月23日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 異常発生時に、簡易な構成のハードウェアによって動力の伝達を遮断できると共に、動力の遮断を速やかに復帰することができる電動アクチュエータ及びロボットを提供する。【解決手段】 電動機40と回転軸42との間に磁気カップリング70を介在させる。磁気カップリング70が、電動機40に作用する力が所定の値以上となった時、電動機40から回転軸42に伝達される動力を遮断する。その後、CPU130及びPLCが、電動機40に対して断続的な指令値を出力し、動力伝達を復帰させる。そして、遮断・復帰検出装置90からの信号により動力伝達が復帰したことが検出された際に、CPU130及びPLCが上述した断続的な指令値の出力を停止する。ここで、断続的な指令出力を与えることで、微妙な力積を与え、この力積により電動機40をステップ状に回転させて脱調状態を復帰させる。
請求項(抜粋):
電気エネルギを運動エネルギに変換して動力を発生する動力発生装置と、前記動力を負荷に伝達する動力伝達機構と、前記動力伝達機構に作用する力が所定の値以上となった時、非電気的に前記動力発生装置から前記動力伝達機構に伝達される動力を遮断する動力遮断機構と、を備えた電動アクチュエータであって、前記動力遮断機構による前記動力の伝達状態を検出する遮断復帰検出手段と、前記動力遮断機構によって前記動力が遮断状態にある時、前記動力伝達を復帰させるべく、前記動力発生装置に対して起伏状の指令値を出力する指令値出力手段と、を有することを特徴とする電動アクチュエータ。

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