特許
J-GLOBAL ID:200903005224133461

時計用のシール付操作手段

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-163295
公開番号(公開出願番号):特開平11-052072
出願日: 1998年06月11日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、周囲環境の圧力が過剰である場合に、良好な封止を行うとともに周囲環境の圧力が負圧である場合に、急速に圧力調整を行うことができる例えば竜頭などの操作手段を提供する。【解決手段】 二つの要素の間に、弾性リップを備えたリップ・シールを配設してある。このシールは、ハウジングに固定した要素に接触し、周囲環境に対して時計の内部空間を区画している。リップが、ハウジングに固定した要素まで周囲環境の方向に円錐状に延び、予張力がかかった状態でこの要素に接触し、内部空間に過剰圧力が存在する場合、ハウジングに固定した要素から離れて圧力を解放する。逆に外側の圧力が高い場合、リップは、ハウジングに固定した要素に対して強く押圧されて、周囲環境に対して内部空間が封止される。
請求項(抜粋):
ハウジング(12)に固定した要素(12)と、この要素に対して移動可能な操作可能要素(62、63)と、これらの二つの要素(12、62、63)の間に配設したシール(81)とを備え、前記シールが周囲環境から時計の内部空間(16)を区画する時計用操作手段(10)であって、シール(81)が、基礎領域(91)と回転対称リップ(82)を備えるリップ・シールであり、基礎領域(91)が、前記要素(12、62、63)の第一の要素(62、63)に固定して配設され、リップ(82)が、前記要素(12、62、63)の第二の要素(12)のシリンダ・ジャケット形状面領域(58)に接触し、基礎領域(91)から延び、周囲環境(18)の方向に面したリップ(82)が、シリンダ・ジャケット形状面領域(58)まで円錐状に延び、予張力がかかった状態で前記領域を接触し、内部空間の圧力が過剰である場合に、内部空間(16)と周囲環境(18)との圧力差を調整する目的で表面領域(58)から離れ、周囲環境の圧力が過剰である場合に、周囲環境に対して内部空間(16)を封止するように表面領域(58)に対してさらに強く押圧されることを特徴とする操作手段。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭62-098289
  • 特開昭61-245081
  • 特開昭62-098289
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