特許
J-GLOBAL ID:200903005225351543

パワーステアリング装置におけるハンドル角補正装置及び車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-142275
公開番号(公開出願番号):特開平10-329744
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 ハンドルと操舵輪の切れ角の対応関係のずれを検出するための検出器の故障を、ずれ補正実行中においても診断できるようにする。【解決手段】 コントローラ26内のCPUは、ハンドル角センサ30により検出された現在のハンドル角と、タイヤ角センサ28により検出されたタイヤ切れ角Rから求めた目標ハンドル角とのずれを検出すると、ハンドル操作時に電磁弁22を開弁させてハンドル操作の空転を作り出してそのずれを補正する。車速センサ35の検出値から得た車速が5km/hを超えたときに、ヨーレートセンサ36の検出値から得た車両の旋回時のヨーレートYの変化ΔYがΔY>0かつタイヤ角センサ28の検出値から得たタイヤ角速度VT=0となる故障条件が一定時間以上継続して成立したときに、CPUはタイヤ角センサ28を故障と診断する。
請求項(抜粋):
ハンドルのハンドル角を検出するためのハンドル角検出器と、操舵輪の切れ角を検出するための舵角検出器と、ハンドルの操作量に応じて操舵輪を操舵させる駆動手段と、ハンドルの操作量に対する操舵輪の切れ角変化割合を小さく補正してハンドル操作の空転状態を作り出すための補正手段と、車両の旋回時の向きの変化を計測するのに必要な検出値を出力する旋回検出器と、前記旋回検出器の検出値から車両の向きの変化率を計測し、前記ハンドル角検出器と前記舵角検出器のうち少なくとも一方の故障を、車両の向きの変化率の変化の割りに当該故障診断対象の検出器の検出値の変化が故障とみなせる所定値未満に小さいことをもって断定する診断をする故障診断手段と、ハンドル角と切れ角との対応関係のずれを検出し、そのずれを小さくさせる方向にハンドル操作されたときに前記補正手段を駆動させる制御をし、前記故障診断対象の検出器が前記故障診断手段により故障と診断されたときには、前記補正手段を駆動させない制御手段とを備えているパワーステアリング装置におけるハンドル角補正装置。
IPC (5件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  B62D101:00 ,  B62D111:00 ,  B62D137:00
FI (2件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04

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