特許
J-GLOBAL ID:200903005236076471
無段変速機の変速ショック軽減装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-220053
公開番号(公開出願番号):特開平8-080769
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 惰性走行からパワーオン走行への移行に伴う無段変速機の変速開始と、エンジン出力の立ち上がりとを、伝動比にかかわらず同期させる。【構成】 コントローラ9は、スロットル開度TH、出力回転数No を基に惰性走行からパワーオン走行への移行を検知する時、測定してきた気筒間ストローク周期から以後のストローク周期を推定し、上記の移行から、伝動比に応じて設定した変速応答遅れの後、最初に点火される気筒の点火時に、変速開始を同期させるためには変速指令を上記の移行瞬時からどの程度遅延させるべきかを求め、また上記気筒の点火時にエンジン出力トルクを立ち上げるためには、上記の移行瞬時からどの程度フューエルリカバー指令を遅延させるべきかを求め、上記の遅延時間経過後に夫々、変速指令およびフューエルリカバー指令を発する。
請求項(抜粋):
惰性走行中はフューエルカット装置により燃料供給を中止されるようにしたフューエルカット装置付エンジンと、該エンジンからの動力を変速して出力する無段変速機との結合になるパワーユニットにおいて、無段変速機の伝動比を検出する伝動比検出手段と、該手段により検出した伝動比に応じて無段変速機の変速応答遅れを設定する変速応答遅れ設定手段と、前記惰性走行からパワーオン走行への移行を検知する走行状態切り換え検知手段と、この惰性走行からパワーオン走行への移行に伴う無段変速機の変速の実質的な開始に同期して、前記エンジンの出力が立ち上がるよう、前記走行状態切り換え検知手段による検知から、前記設定された変速応答遅れに基づく演算により求める所定時間だけ遅れて、前記フューエルカット装置の非作動を指令するフューエルリカバー遅延手段とを具備することを特徴とする無段変速機の変速ショック軽減装置。
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