特許
J-GLOBAL ID:200903005236808626

スネア付き鉗子装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 影井 俊次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-039710
公開番号(公開出願番号):特開平10-216148
出願日: 1997年02月10日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【目的】 鉗子手段とスネア手段とを挿入軸に組み込み、導電ワイヤのループ部を鉗子手段の把持爪を囲んだ状態に係脱可能に保持することにより、単一の処置具で、鉗子としての機能と高周波スネアとしての機能とを併せ持たせて、患部を把持して摘み上げた上で、この患部の切除・回収を容易に行えるようにする。【構成】 挿入軸3は中空の部材からなり、内部に鉗子手段4とスネア手段5とが挿通されている。鉗子手段4の把持爪10は突出部3aにほぼ覆われる位置に保持され、操作ワイヤ13により開閉操作される。スネア手段5は絶縁スリーブ20に導電ワイヤ21を挿通させたもので、その先端のループ部21aは、把持爪10を囲うようにして、挿入軸3の突出部3aの外表面側に回り込ませて、この突出部3aに形成した掛着用スリット3bに係合されている。
請求項(抜粋):
中空の挿入軸と、把持爪及びこの把持爪を開閉操作する伝達部材からなる鉗子手段と、絶縁スリーブ内に先端がループ部となった導電ワイヤをその軸線方向に移動可能に挿通させたスネア手段とからなり、これら鉗子手段及びスネア手段は、前記挿入軸に挿通させて設け、前記スネア手段における導電ワイヤが前記絶縁スリーブ内に所定量引き込まれた時に、そのループ部を前記鉗子手段の把持爪を囲んだ状態に係脱可能に保持する保持部を前記挿入軸の先端近傍または前記把持爪の取付部に設ける構成としたことを特徴とするスネア付き鉗子装置。

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