特許
J-GLOBAL ID:200903005242342124

プログラムエラー原因究明装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-325684
公開番号(公開出願番号):特開平6-175884
出願日: 1992年12月04日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 バグの存在し得る場所をさらに小さく特定でき、エラーの原因すなわちバグを容易に究明できるプログラムエラー原因究明装置を提供する。【構成】 プログラムの実行時に各実行時点ごとに制御依存関係およびデータ依存関係からなる実行依存関係情報を抽出する実行履歴獲得部22と、実行依存関係情報参照してエラー原因の推定に必要となる制御依存関係とデータ依存関係を取り出す制御/データフロー解析部23を設ける。さらに、制御依存関係および前記データ依存関係を参照して、各実行時点のうち正しい値を示している変数の値の生成に関与する実行時点を除外し誤った値を示している各変数の値の生成に共通に関与している実行時点を抽出してエラーの原因となる可能性のある実行箇所として推定するエラー原因推定部24を設ける。
請求項(抜粋):
手続き型言語で記述されたプログラムのデバッグを行なう際に使用され、前記プログラムのエラー原因の究明を支援するプログラムエラー原因究明装置において、前記プログラムの実行を制御し前記プログラムの実行状態および推定されたエラー箇所を外部に出力するプログラム実行制御手段と、前記プログラムの実行時に、前記プログラムの各実行時点ごとに制御依存関係およびデータ依存関係からなる実行依存関係情報を抽出して記憶する実行履歴獲得手段と、前記実行履歴獲得手段を参照してエラー原因の推定に必要となる前記制御依存関係と前記データ依存関係を取り出す制御/データフロー解析手段と、前記プログラムがエラーが発生している状態にあり、かつ前記状態において正しい値を示している変数と誤った値を示している複数の変数があるとき、前記制御依存関係および前記データ依存関係を参照して、前記各実行時点のうち前記正しい値を示している変数の値の生成に関与する実行時点を除外し前記誤った値を示している各変数の値の生成に共通に関与している実行時点を抽出して前記エラーの原因となる可能性のある実行箇所として推定するエラー原因推定手段とを有することを特徴とするプログラムエラー原因究明装置。
IPC (2件):
G06F 11/28 330 ,  G06F 9/06 440

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