特許
J-GLOBAL ID:200903005243280203

インクジェットヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-295742
公開番号(公開出願番号):特開平6-143576
出願日: 1992年11月05日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 加工及び組み立てを容易にして製造コストを引き下げたインクジェットヘッドを提供する。【構成】 板厚方向に貫通する微小なノズル孔1aを設けたノズル板1の上面にスペーサ2を介在させて所定間隔を設け、その上面に中心部にインク供給孔3aを有する基板3が対接している。ノズル孔1aとインク供給孔3aとは、スペーサ2によって区画形成されたインク流路4によって連通している。ノズル板1には、電極パターン6が形成されるとともにノズル孔の入口部1bの位置にリング状の発熱体5が固着してある。この発熱体の中心孔5aは、ノズル孔の入口部1bの径と実質的に一致する大きさに穿設してある。発熱体が電極パターンを介して供給された電力により発熱し、その周囲のインクを沸騰させて気泡を発生させ、気泡の発生に伴なう圧力の増大によってノズル孔1a内のインクに加圧して吐出させる。
請求項(抜粋):
板厚方向に貫通するノズル孔が設けてあるノズル板と、上記ノズル板と対向し、板厚方向に貫通するインク供給孔が設けてある基板と、 上記ノズル板と上記基板との間に介在し、上記インク供給孔と上記各ノズル孔とを連通させるインク流路を区画形成するスペーサと、上記ノズル板の対向面かつ上記ノズル孔の入口部に設けてあり、中心部が上記インク流路と上記ノズル孔とが連通するように除去してある発熱体と、上記発熱体の加熱用電力を供給可能に上記ノズル板に設けてある電極パターンとを備えていることを特徴とするインクジェットヘッド。

前のページに戻る