特許
J-GLOBAL ID:200903005247624870

付着珪藻培養器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 義朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-017172
公開番号(公開出願番号):特開2000-210071
出願日: 1999年01月26日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】付着珪藻の高密度回収、頻繁なブラシのメンテナンスケア防止、及びブラシ繊維の癖付き防止を可能とし、付着珪藻を効率良く回収し得る付着珪藻培養器を提供する。【解決手段】上下方向に延びる透光性のパイプ2 と、パイプ内に海水を下方から供給する供給通路3 と、海水のオーバーフロー分を上方から排出するオーバーフロー通路4 と、パイプ内に設けられ、付着珪藻を付着させて培養するブラシ5 と、ブラシに付着した付着珪藻を扱き取る扱きリング6 と、扱きリングをブラシに対し上下移動させるエアシリンダ7 と、扱きリングを上下移動するに先立ってパイプ内の海水を下方から排出する排出通路8 と、フィラメント52を水平状態に戻すように扱きリングを移動させる付勢スプリングとを具備する。扱きリングにより扱き取った付着珪藻を、培養水のオーバーフロー分と共にパイプの上方からオーバーフロー通路を介して回収する。
請求項(抜粋):
付着珪藻を培養する付着珪藻培養器において、上下方向に延びる透光性のパイプと、パイプの下端部に連結され、パイプ内に培養水を下方から供給する供給通路と、パイプの上端部に連結され、供給通路からパイプ内に供給された培養水のオーバーフロー分を上方から排出するオーバーフロー通路と、パイプ内に設けられ、付着珪藻を付着させて培養するブラシと、このブラシに対しその半径方向途中位置において上下方向に相対移動可能に支持され、ブラシに付着した付着珪藻を扱き取る扱きリングと、この扱きリング及びブラシの一方を他方に対し上下方向に相対移動させる駆動手段と、この駆動手段により扱きリング及びブラシの一方を相対移動するに先立ってパイプ内の培養水を下方から排出する排出通路とを具備し、扱きリングにより扱き取られた付着珪藻は、パイプ内に下方から供給通路を介して供給される培養水のオーバーフロー分と共にパイプの上方からオーバーフロー通路を介して回収されるようになされていることを特徴とする付着珪藻培養器。
Fターム (9件):
4B029AA02 ,  4B029AA21 ,  4B029BB04 ,  4B029CC02 ,  4B029DA03 ,  4B029DA10 ,  4B029DF05 ,  4B029DG06 ,  4B029DG08
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平1-067175
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-067175
引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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