特許
J-GLOBAL ID:200903005256304799

牡蛎等の剥身の殺菌浄化,洗浄方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-119797
公開番号(公開出願番号):特開平8-308480
出願日: 1995年05月18日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 生活用水を含んだ海水のもとで養食され牡蛎などの剥身から容易に細菌を除去し、安定して食用に供する。【構成】 2%前後の食塩水に、次亜塩素酸ソーダを70ppm.60ppm,50ppm,および0ppm前後になるように洗浄液を作り、牡蛎などの剥身を70ppm洗浄液に投入して撹拌処理する。次いで60ppm洗浄液に前記剥身を2回投入して撹拌処理を行い、次いで50pp洗浄液に投入して撹拌処理を行った後、最後に食塩水のみで撹拌処理を行う。各撹拌処理は前記剥身を変形しない程度の強い撹拌力(F1 )で数分(T1 )間撹拌し、次いで緩かな弱い撹拌力(F2 )で数分(T2 )間撹拌し、さらに前記強い撹拌力(F1 )で数分(T3)間撹拌する。前記F1 ,F2 がそれぞれ1分間当り50,20回前後の回転数で、T1 ,T2 ,T3 がいずれも5分前後であることが望ましい。
請求項(抜粋):
牡蛎等の剥身を次の工程にて殺菌浄化、洗浄処理を行うことを特徴とする牡蛎等の剥身の殺菌浄化,洗浄方法。(1) 2%前後の食塩水に次亜塩素酸ソーダを70ppm前後になるようにした洗浄液に牡蛎等の剥身を投入し、この剥身を変形しない程度の強い撹拌力(F1 )で数分(T1 )間撹拌し、次いで、緩かな弱い撹拌力(F2 )で数分(F2 )間撹拌し、さらに前記の強い撹拌力(F1 )で数分(T3 )間撹拌する第1工程。(2) 2%前後の食塩水に次亜塩素酸ソーダを60ppm前後になるようにした洗浄液に前記第1工程にて洗浄した牡蛎等の剥身を投入し、この剥身が変形しない程度の強い撹拌力(F1 )で数分(T1 )間撹拌し、次いで緩かな弱い撹拌力(F2 )で数分(F2 )間撹拌し、さらに前記の強い撹拌力(F1 )で数分(T3 )間撹拌する第2工程。(3) 前記第2工程にて洗浄した牡蛎等の剥身を、前記第2工程とほぼ同じ条件で作成した洗浄液に投入し、ほぼ同じ撹拌力で数分間撹拌する第3工程。(4) 2%前後の食塩水に次亜塩素酸ソーダを50ppm前後になるようにした洗浄液に前記第3工程にて洗浄した牡蛎等の剥身を投入し、この剥身が変形しない程度の強い撹拌力(F1 )で数分(T1 )間撹拌し、次いで、緩かな弱い撹拌力(F2 )で数分(F2 )間撹拌し、さらに前記の強い撹拌力(F1 )で数分(T3 )間撹拌する第4工程。(5) 2%前後の食塩水に前記第4工程にて洗浄した牡蛎等の剥身を投入し、この剥身が変形しない程度の強い撹拌力(F1 )で数分(T1 )間撹拌し、次いで、緩かな弱い撹拌力(F2 )で数分(T2 )間撹拌し、さらに前記の強い撹拌力(F1 )で数分(T3 )間撹拌する第5工程。
IPC (2件):
A23B 4/027 ,  A23L 1/33
FI (2件):
A23B 4/02 D ,  A23L 1/33 C
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭63-066492

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