特許
J-GLOBAL ID:200903005257059810

熱可塑性樹脂とシリコーンゴムとの一体成形体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-128428
公開番号(公開出願番号):特開平10-316844
出願日: 1997年05月19日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ポリブチレンテレフタレート樹脂に、一般的に使われる離型剤が添加されていても十分実用に耐えうる接着力でシリコーンゴムと複合一体化されたポリブチレンテレフタレート樹脂とシリコーンゴムの一体成形体を提供する。【解決手段】 (A)ポリブチレンテレフタレートに、(B)1分子中に少なくとも1個の珪素原子に直接結合した水素原子を有する珪素含有化合物及び/又はその重合体、(C)フェノール系抗酸化剤、(D)チオエーテル系抗酸化剤、(E)ポリエステル系エラストマー(F)特定の離型剤を配合せしめたポリブチレンテレフテレート樹脂組成物を成形して得た成形品の表面に、オルガノポリシロキサン組成物からなる塗液を塗布し硬化せしめてなる、熱可塑性ポリエステルとシリコーンゴムの一体成形体。
請求項(抜粋):
(A)末端カルボキシル基濃度が15当量/ton以下で重合触媒としてチタン化合物を用いたポリブチレンテレフタレート樹脂100重量部あたり、(B)1分子中に少なくとも1個の珪素原子に直接結合した水素原子を有する珪素含有化合物及び/又はその重合体0.05〜3重量部、(C)フェノール系抗酸化剤 0.01〜0.5重量部、(D)チオエーテル系抗酸化剤0.01〜0.5重量部、(E)ポリエステル系エラストマー0.5〜10重量部及び(F)石炭系合成ワックス、ポリエチレンワックス、油脂系合成ワックスから選ばれた一種以上0〜1.0重量部を配合せしめたポリブチレンテレフテレート樹脂組成物からなる成形体の表面の少なくとも一部に、(G)1分子中に、珪素原子に結合するビニル基を少なくとも2個有するオルガノポリシロキサン、(H)1分子中に、珪素原子に結合する水素原子を少なくとも2個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、(I)白金化合物及び(J)下記一般式(1)【化1】(式中、R1は脂肪族不飽和結合を含有しない、置換又は非置換の1価の炭化水素基であり、R1が複数存在する場合には、それらは異なっていても良い。kは0又は1以上の整数である)で表される末端トリビニルシリル停止オルガノポリシロキサンを含有してなるオルガノポリシロキサンを硬化させたシリコーンゴムが複合一体化されているボリブチレンテレフタレート樹脂とシリコーンゴムの一体成形体。
IPC (14件):
C08L 67/02 ,  B29C 45/16 ,  B32B 25/20 ,  C08J 5/12 CFH ,  C08K 5/13 ,  C08K 5/36 ,  C08K 5/54 ,  C08L 83/05 ,  C08L 83/07 ,  C08L 83:04 ,  C08L 91:06 ,  B29K 67:00 ,  B29K 83:00 ,  B29L 9:00
FI (9件):
C08L 67/02 ,  B29C 45/16 ,  B32B 25/20 ,  C08J 5/12 CFH ,  C08K 5/13 ,  C08K 5/36 ,  C08K 5/54 ,  C08L 83/05 ,  C08L 83/07
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平3-287657

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