特許
J-GLOBAL ID:200903005261218450

X線CTスキャナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-029645
公開番号(公開出願番号):特開平8-280659
出願日: 1996年02月16日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【課題】X線検出器にX線ビームの本影のみを入射させ、安定した良好なX線検出信号や画像を得る。X線管の焦点が移動しても、アーチファクト発生などを防止し、画質を向上させる。【解決手段】X線管10およびX線検出器(2次元検出器)11と、X線管10と被検体Pとの間に挿入されたプリコリメータ15とを備える。X線検出器11の例えば指定された検出素子列のスライス方向の幅全てにわたってX線ビームの本影のみが入射するようにプリコリメータ15のスライス方向の開口幅又は開口位置を制御する手段(プリコリメータ駆動装置17、架台駆動装置18、架台制御装置33、主制御装置30)と、その検出データに基づいてX線CT像を再構成する手段(画像再構成装置35)とを備える。またX線焦点の移動量に基づいてプリコリメータ15のスライス方向の開口幅及び/又は位置を制御する。
請求項(抜粋):
被検体に向けてX線ビームを曝射するX線管と、前記被検体と前記X線管との間に介挿され、かつ前記X線ビームによりスライスされる前記被検体の断面に直交するスライス方向の当該X線ビームの幅を絞るプリコリメータと、前記被検体を透過してきた前記X線ビームを受けるX線検出器とを備えたX線CTスキャナにおいて、前記X線検出器を、複数の検出チャンネルから成る検出素子列を前記スライス方向に複数配列した2次元検出器で形成するとともに、前記複数の検出素子列の内の指定された検出素子列が前記プリコリメータにより形成されたX線ビームのプロファイルの本影および半影の内の本影のみを受けるように当該プリコリメータを制御する制御手段と、前記指定された検出素子列により検出されたデータに基づいてX線CT像を再構成する再構成手段とを備えたことを特徴とするX線CTスキャナ。
IPC (2件):
A61B 6/03 320 ,  A61B 6/03
FI (2件):
A61B 6/03 320 K ,  A61B 6/03 320 Y

前のページに戻る