特許
J-GLOBAL ID:200903005262142741

FM受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-041628
公開番号(公開出願番号):特開平6-260951
出願日: 1993年03月03日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】FM受信機の過変調時におけるオーディオ信号の音質を改善する。【構成】受信周波数帯域幅を越えるFM変調信号を受信復調する過変調時に、過変調に起因する振幅変動成分を検出して、第1の検出信号を出力する過変調検出回路11と、中間周波数信号出力に含まれるマルチパス妨害または隣接局妨害に起因する振幅変動成分を検出して、第2の検出信号を出力するシグナルメータ回路9および交流成分検出回路10と、第1および第2の検出信号を受けて、第1の検出信号が存在する場合には、第2の検出信号の有無に関せず第1の検出信号を選択し制御信号として出力するとともに、第1の検出信号が存在せず、第2の検出信号のみが存在する場合には、第2の検出信号を選択し制御信号として出力する切替回路12と、制御信号を受けて、復調出力される音声周波数帯の信号の聴感上の補正を行う補正機能手段とを備える。
請求項(抜粋):
FM変調信号を受信して、オーディオ信号等を含む音声周波数帯の信号を復調して出力するFM受信機において、当該FM受信機の受信周波数帯域幅を越えるFM変調信号を受信復調する過変調時に、当該FM変調信号の復調出力に含まれる、前記過変調に起因する振幅変動成分を検出して、第1の検出信号を出力する第1の振幅成分検出手段と、当該FM受信機の中間周波増幅部の中間周波数信号出力に含まれる、マルチパス妨害または隣接局妨害に起因する振幅変動成分を検出して、第2の検出信号を出力する第2の振幅成分検出手段と、前記第1および第2の振幅成分検出手段による第1および第2の検出信号を受けて、前記第1の検出信号が存在する場合には、前記第2の検出信号の有無に関せず当該第1の検出信号を選択して制御信号として出力し、前記第1の検出信号が存在せず、前記第2の検出信号のみが存在する場合には、当該第2の検出信号を選択して制御信号として出力する制御信号切替手段と、前記制御信号を受けて、復調出力されるオーディオ信号等を含む音声周波数帯の信号の聴感上の補正を行う補正機能手段と、を備えることを特徴とするFM受信機。

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