特許
J-GLOBAL ID:200903005263771394

車両クルーズ制御システム及びそのレーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-108503
公開番号(公開出願番号):特開平6-094829
出願日: 1993年05月10日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【目的】 FMCWレーダ・システムを使用してレンジ・ドップラー結合及び複雑化の問題を解決したレーダ・システムの提供。【構成】 レーダ・システムに対し相対的に移動している目標の将来の時間の範囲を判定するレーダ・システム(30)。該システムは、スイープ期間d(s)に対して基本(ベース)周波数f(Hz) からレートr(Hz/s) で時間的に増大する周波数の信号を供給するR.F.源(56)を含む。この信号が送出され、目標の反射する信号が送出された信号の一部と混合(38)され、目標のレンジに比例する周波数を持つ信号を与える。R.F.源はベース周波数fを時間t(s)で割ったものに等しいスイープ・レートrを持ち、この時間tは目標が測定されたレンジに入るまでの遅延である。こうして予測されるレンジは相対速度に複雑な補償をすることなく得られる。該システムは余分な回路を要せずに速度フィードバックも供給できる。
請求項(抜粋):
将来の予測時間tにおけるレーダ装置に対し相対的に移動しているターゲットと該レーダ装置間の距離(レンジ)を予測するレーダ装置であり、基本周波数f(Hz)より上側に毎秒r(Hz)の割で周波数を変化(スイーブ)させる周波数信号を反復送信する手段と、ターゲットより反射されたリターン信号の受信手段と、該リターン信号と、送信信号を表わす信号とを混合して差信号を形成するミクサ手段とを有し、この場合前記差信号はレーダ装置とターゲット間の距離による周波数成分と、ターゲットのレーダ装置との相対速度による周波数成分とを有しているレーダ装置において、所定の基本周波数fと予測時間tに対し、信号反復送信手段は、送信信号をr=f/tの速度でスイープさせる手段を有しており、このrの値は、レーダ装置に対するターゲットの相対速度に起因する差信号の周波数成分が、予測時間tにおいて、ターゲットがレーダ装置に対し前記相対速度で走行すべき距離に対応する如く選択することを特徴とするレーダ装置。
IPC (3件):
G01S 13/34 ,  B60T 7/12 ,  G08G 1/16
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-193090
  • 特開平2-298882
  • 特開昭55-090875

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