特許
J-GLOBAL ID:200903005266920579

コンデンサ放電式内燃機関用点火装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-001470
公開番号(公開出願番号):特開平8-189447
出願日: 1995年01月09日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】サイリスタの導通時に昇圧回路の出力を停止させる回路の構成を簡単にすることができるコンデンサ放電式内燃機関用点火装置を提供する。【構成】コンデンサ2の電荷をサイリスタ3を通して点火コイル1の一次コイルに放電させることにより点火動作を行なわせる。サイリスタ3のゲートカソード間電圧Vg 及び設定電圧Vr をそれぞれ比較器CM3 の反転入力端子及び非反転入力端子に入力し、比較器CM3 の出力端子を発振回路6Cの発振用コンデンサC1 の非接地側端子に接続する。サイリスタ3が導通したときに比較器CM3 の出力端子を通して発振用コンデンサC1 を放電させることにより発振回路6Cの発振を停止させて昇圧回路6の動作を停止させ、昇圧回路6の動作が停止している間にサイリスタ3の転流を行わせる。
請求項(抜粋):
バッテリの出力電圧を昇圧してコンデンサ充電用の電圧を出力する昇圧回路と、点火コイルと、前記点火コイルの一次側に設けられて前記昇圧回路の出力電圧で一方の極性に充電される点火エネルギ蓄積用コンデンサと、ゲートに点火信号が与えられたときに導通して前記コンデンサの電荷を点火コイルの一次コイルを通して放電させるように設けられたサイリスタと、前記サイリスタに点火信号が与えられたときに前記昇圧回路の出力を停止させる昇圧出力停止回路とを備え、前記昇圧回路は、発振用コンデンサの充放電時定数により発振周波数が決る矩形波発振回路と、前記バッテリの出力電圧が一次コイルに印加された昇圧トランスと、前記発振回路の出力によりオンオフ制御されて前記昇圧トランスの一次電流を断続させる一次電流制御用スイッチとを有しているコンデンサ放電式内燃機関用点火装置において、前記昇圧出力停止回路は、設定電圧を発生する設定電圧発生回路と、前記サイリスタのゲートカソード間電圧及び設定電圧がそれぞれ反転入力端子及び非反転入力端子に入力されるとともに、出力端子が前記発振用コンデンサの高電位側の端子に接続された比較器とからなっていて、前記ゲートカソード間電圧が設定電圧よりも高くなったときに前記発振用コンデンサの電荷が該比較器の出力端子を通して放電するように構成され、前記設定電圧は、前記サイリスタが導通しているときの該サイリスタのゲートカソード間電圧よりも低い値に設定されていることを特徴とするコンデンサ放電式内燃機関用点火装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-092578

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