特許
J-GLOBAL ID:200903005268263907

金属-プラスチック構造物の簡易開口端部

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小沢 慶之輔 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-515790
公開番号(公開出願番号):特表平9-509385
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】本発明は、両表面に金属箔(9)を接着したプラスチック材料箔から成る積層構造物の簡易開口端部、およびその製造方法に関する。端部は、材料の性状、金属-重合物-金属構造によって特徴付けられ、端部の一部、あるいは全部の開口を可能とする切取り線を2本の近接する切り込み線(10)(11)で構成し、1本の切り込み線と他の線との間に距離を設け、1本(11)は端部内側の箔に設けられ、他の1本(10)は端部外側の箔に設けられる。本発明は、飲料缶の簡易開口端部のみならず、食料缶の簡易開口端部に適用できる。
請求項(抜粋):
缶本体に接合されたときに、缶内面に面する第一主表面と、その反対側で缶外面に面する第二主表面とを含む、通常、円形に絞り成形された端部部材から成り、 該端部部材はMi-P-Meタイプの薄層状構造を有し、ここでMiおよびMeは、それぞれ内側及び外側の金属箔層であり、各金属箔層は約25から約100ミクロンの厚さを有し、Pは約80から約300ミクロンの厚さを有する中央重合物層であり、 該端部部材は、さらに、上記第一主表面に配置された第一切り込み線と上記第二主表面に配置された第二切り込み線とによって定められる開口板を含み、該第一切り込み線は金属層Miおよび重合物層Pの厚みの減少した領域を限定し、該第二切り込み線は金属層Meおよび重合物層Pの厚みの減少した領域を限定し、 上記第一および第二の切り込み線は、各金属層の外側に面する表面にそれぞれ深さ寸法、P、および幅寸法、 、を有し、各寸法は次式によって定まり、 2/3em < P < em + ep ここで、emは金属層厚さ、epは重合物層厚さを示す; 1/2P < l < 2P 上記第一切り込み線および第二の切り込み線間の中央線間隔、d、は、約100μmから約1000μmであり、 上記開口板は移動可能であって、上記第一および第二の切り込み線に沿った点で上記端部部材に穿孔することによって上記端部部材の開口部分の境界を定め、その後に、少なくとも、上記開口板の一部を上記端部部材の残りの部分から切りはなすことによって上記開口部分の境界を定めることを特徴とする簡易開口缶端部。
IPC (2件):
B65D 17/28 ,  B21D 51/44
FI (4件):
B65D 17/28 ,  B21D 51/44 H ,  B21D 51/44 A ,  B21D 51/44 B
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭57-074154
  • 特開昭55-156052
  • 特開昭55-075844
審査官引用 (3件)
  • 特開昭57-074154
  • 特開昭55-156052
  • 特開昭55-075844

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