特許
J-GLOBAL ID:200903005271088989

分散ファイルシステムおよびそのファイルキャッシング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-322334
公開番号(公開出願番号):特開平7-182220
出願日: 1993年12月21日
公開日(公表日): 1995年07月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】高いキャッシュヒット率を達成するファイルキャッシング方法を提供する。【構成】端末220は、ファイルサーバ210が保管するファイルをディスク装置225にキャッシングする。キャッシュ管理テーブル400は、キャッシング中のファイルを、優先度が低い順にパージする第1のグループと、最終参照時刻が古い順にパージする第2のグループとに分類する。新たなファイルをキャッシングするにあたり、ディスク装置225に十分な空き領域がない場合は、第1のグループに属するファイルをパージするか第2のグループに属するファイルをパージするかを選択する。【効果】最終参照時刻が古いファイルをパージする方法と、優先度が低いファイルをパージする方法を組み合わせることで、高いキャッシュヒット率を達成できる。
請求項(抜粋):
ファイルを保管する第1のデータ蓄積装置を有するファイルサーバと、該ファイルサーバ内に保管されたファイルのコピーを保管する第2のデータ蓄積装置を有する端末とが、ネットワークによって相互に接続され、前記端末で実行されているアプリケーションがファイルをアクセスする際、該ファイルのコピーが第2のデータ蓄積装置に存在する場合は、当該ファイルのコピーにアクセスする分散ファイルシステムにおけるファイルキャッシング方法において、前記端末において、第2のデータ蓄積装置に存在するファイルのコピーを第1および第2のグループに分類し、第1のグループに属するコピー間では、各コピーに設定された優先度に従って第1のパージ順序を付けるとともに、第2のグループに属するコピー間では、最終参照時刻が古い順に第2のパージ順序を付け、新たなファイルのコピーを第2のデータ蓄積装置に保管するにあたり、そのコピーを保管するのに必要な空き領域を確保するために、既に第2のデータ蓄積装置に保管されている他のコピーをパージする必要が生じた時に、前記第1のグループに属するコピーを前記第1のパージ順序に従ってパージするか、第2のグループに属するコピーを前記第2のパージ順序に従ってパージするかを選択することを特徴とするファイルキャッシング方法。
IPC (2件):
G06F 12/00 545 ,  G06F 12/00

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