特許
J-GLOBAL ID:200903005276922413

大気圧イオン化質量分析計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-280667
公開番号(公開出願番号):特開平10-125275
出願日: 1996年10月23日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】液滴を微細化することにより、液滴によるノイズを除去することによってS/N比を改善し、より高精度の測定が可能な大気圧質量分析計を実現する。【解決手段】第1細孔電極6の細孔15の下流側には、円筒状の空間部が形成され、この空間部に表面に螺旋状の溝19が形成された液滴遮蔽部材12と細孔16が形成された円筒状の押さえ部材13とが配置される。第1細孔電極6の上記空間部の下流側には雌ネジ部が形成され、この雌ネジ部に固定ネジ14が固定される。液滴遮蔽部材12の螺旋状溝19は細孔15、16と連通し、固定ネジ14に形成された開口にも連通している。固定ネジ14は第1細孔電極6から取り外し自在であり、これにより、液滴遮蔽部材12及び押さえ部材13を第1細孔電極6から取り外し可能となっている。
請求項(抜粋):
大気圧或いはそれに近い圧力で動作するイオン化部を備え、差動排気を用いて上記イオン化部で生成したイオンを中間圧力領域を経て質量分析部に導入しうる大気圧イオン化質量分析計において、大気圧から中間圧力領域に上記イオンを導入するための電極が有する細孔部に隣接して配置され、上記細孔部から到来するイオンを上記中間圧力領域に導く溝が、その表面に形成された液滴遮蔽部材を備えることを特徴とする大気圧イオン化質量分析計。
IPC (2件):
H01J 49/04 ,  G01N 27/62
FI (3件):
H01J 49/04 ,  G01N 27/62 F ,  G01N 27/62 X

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