特許

J-GLOBAL ID：200903005278675588

嵩高艶消し塗被紙の製造方法

発明者： 樋口 昌宏 ,  藤原 誠二 ,  黒田 多喜男
出願人/特許権者： 新王子製紙株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-228423
公開番号（公開出願番号）：特開平8-092894
出願日： 1994年09月22日
公開日（公表日）： 1996年04月09日
要約：

【要約】【目的】艶消し塗被紙の製造方法であって、特に紙腰が強く、印刷適性に優れ、かつブランケットパイリングおよび印刷インクの定着不良が解消された嵩高艶消し塗被紙の製造方法を提供する。【構成】原紙上に、顔料および接着剤を主成分とする水性塗被組成物を塗被、乾燥後、キャレンダー仕上げする嵩高艶消し塗被紙の製造方法であって、該原紙として、緊度が0.7g/cm3 未満、かつベック平滑度が7秒/10cc〜20秒/10ccである原紙を用い、水性塗被組成物中の顔料として、全顔料に対しサチンホワイトが5〜25重量%、および平均粒子径が5〜15μmである重質炭酸カルシウムが50〜95重量%含有せしめられ、さらに、仕上がり製品の緊度が1.10g/cm3 以下となるようにキャレンダー仕上げする嵩高艶消し塗被紙の製造方法。

請求項（抜粋）：

原紙上に、顔料および接着剤を主成分とする水性塗被組成物を塗被、乾燥後、キャレンダー仕上げする嵩高艶消し塗被紙の製造方法において、該原紙として、緊度が0.7g/cm3 未満、かつベック平滑度が7秒/10cc〜20秒/10ccである原紙を用い、水性塗被組成物中の顔料として、全顔料に対しサチンホワイトが5〜25重量%、および平均粒子径が5〜15μmである重質炭酸カルシウムが50〜95重量%含有せしめられ、さらに仕上がり製品の緊度が1.10g/cm3 以下となるようにキャレンダー仕上げすることを特徴とする嵩高艶消し塗被紙の製造方法。