特許
J-GLOBAL ID:200903005288732989

音響エコーキャンセラとそれを用いたハンズフリー電話及び音響エコーキャンセル方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  坂口 智康 ,  内藤 浩樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-345383
公開番号(公開出願番号):特開2006-157499
出願日: 2004年11月30日
公開日(公表日): 2006年06月15日
要約:
【課題】サンプリングから次のサンプリングまでに複数回の学習処理を行う際に、遅延の少ない部分のリファレンス信号と、遅延の多い部分のリファレンス信号を同じ頻度で使用すると、音響空間の伝達特性が変化しているので、遅延の多い部分のリファレンス信号に基づく伝達特性に近づけても、実際に動作している伝達特性と差が起こり、不安定性になりやすい。【解決手段】リファレンス信号蓄積部6の遅延の少ない部分と遅延の多い部分を、遅延にのリファレンス信号を同じ頻度で使用するのではなく、更新頻度制御部10でリファレンス信号の遅延の大きさに応じてフィルタ係数蓄積部6のフィルタ係数をフィルタ係数更新部で更新することにより、最新の音響空間の伝達特性を反映することができ、実際の音響空間の伝達特性と近いフィルタの伝達特性が得られ、エコー消去量が大きく、安定した音響エコーキャンセラが得られる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
スピーカからの音声をリファレンス信号としてサンプリングし、前記サンプリングしたリファレンス信号についてフィルタ係数を更新し、その更新したフィルタ係数に基づくフィルタ処理で、マイクロホンを介して入力された前記音声のエコーをキャンセルする音響エコーキャンセラであって、 入力される前記リファレンス信号を蓄積するリファレンス信号蓄積部と、 前記リファレンス信号蓄積部により蓄積されたリファレンス信号について、前記フィルタ係数の更新処理を実行するフィルタ係数更新部と、 入力される前記リファレンス信号の遅延の大きさに応じて、前記フィルタ係数更新部による更新処理の頻度を制御する更新頻度制御部とを有する、 ことを特徴とする音響エコーキャンセラ。
IPC (3件):
H04B 3/23 ,  H04M 1/19 ,  H04R 3/02
FI (3件):
H04B3/23 ,  H04M1/19 A ,  H04R3/02
Fターム (10件):
5D020CC06 ,  5K023AA00 ,  5K023BB07 ,  5K023BB10 ,  5K023EE13 ,  5K046BB01 ,  5K046CC29 ,  5K046HH11 ,  5K046HH31 ,  5K046HH79

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