特許
J-GLOBAL ID:200903005292417109

車両用舵角可変装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-135428
公開番号(公開出願番号):特開平10-324253
出願日: 1997年05月26日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 油圧を使用しない簡略な構造で伸縮運動を行える車両用舵角可変装置を提供する【解決手段】 舵角可変装置1は、モータ10を駆動させることによってネジ部8を回転させ、このネジ部8の回転によってネジ部8の軸方向にナット部9を移動させて、自ら伸縮運動を行うようになっており、さらにネジ部8とナット部9は、これらのかみ合いによる摩擦力によって、ネジ部8の軸方向の荷重で伸縮運動を行うことを禁止するロック機構になっている。すなわち、モータ駆動によるナット部9の移動によって伸縮運動が行え、さらに、ネジ部8とナット部9のかみ合いによる摩擦力によって、ネジ部8の軸方向の荷重に対して伸縮運動が行われないようにしているため、伸縮位置の保持するためにモータ10を駆動する必要がない。
請求項(抜粋):
ステアリング(2a)の操作に応じて車両横方向に移動するラック(4)と、操舵輪(3)との間に設けられ、自ら伸縮運動を行い前記ラック(4)と前記操舵輪(3)との距離を変化させることによって、前記操舵輪(3)の角度を変化させる車両用舵角可変装置において、車両走行における情報に基づいて駆動されるモータ(10)と、前記モータ(10)を駆動させることによって回転するネジ部(8)と、前記ネジ部(8)とかみ合っており、前記ネジ部(8)の回転によって該ネジ部(8)の軸方向に移動するナット部(9)とを備え、前記ナット部(9)を前記ネジ部(8)の軸方向に移動させることによって前記伸縮運動を行っており、前記ネジ部(8)と前記ナット部(9)は、これらのかみ合いによる摩擦力によって、前記ネジ部(8)の軸方向の荷重に対して前記伸縮運動を禁止するロック機構になっていることを特徴とする車両用舵角可変装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 電動後輪操舵装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-278626   出願人:カヤバ工業株式会社

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