特許
J-GLOBAL ID:200903005292887849

潜在捲縮性複合短繊維とその製造方法、および繊維集合物、ならびに不織布

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 河宮 治 ,  鮫島 睦 ,  玄番 佐奈恵
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-321567
公開番号(公開出願番号):特開2004-124351
出願日: 2003年09月12日
公開日(公表日): 2004年04月22日
要約:
【課題】 熱加工時における捲縮発現性に優れ、且つ不織布を製造するときの高速カード性および熱加工性等の高速生産性に優れた、潜在捲縮性複合短繊維を提供する。【解決手段】 第1成分と第2成分とが複合紡糸されて成り、紡糸後の融点Tf1が120°C以上145°C以下の範囲内にあり、プロピレン含有量が95mass%以上を占めてなるαオレフィン-プロピレン共重合体を含む第1成分と、紡糸後の融点Tf2がTf1よりも15°C以上高い熱可塑性樹脂を含む第2成分とから成る複合繊維であって、全捲縮率および全捲縮率に対する自然捲縮率の割合のうち、少なくとも一方が15%以下であり、且つ、熱収縮応力が最大ピークを示す温度が145°C未満であり、単繊維乾熱収縮率が75%以上となるように構成された潜在捲縮性複合短繊維である。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
第1成分と第2成分とが複合紡糸されて成り、紡糸後の融点Tf1が120°C以上145°C以下の範囲内にあり、プロピレン含有量が95mass%以上を占めてなるαオレフィン-プロピレン共重合体を含む第1成分と、紡糸後の融点Tf2がTf1よりも15°C以上高い熱可塑性樹脂を含む第2成分とからなる捲縮を有する複合短繊維であって、全捲縮率および全捲縮率に対する自然捲縮率の割合のうち、少なくとも一方が15%以下であり、且つ下記(1)および(2)の物性値を満たす潜在捲縮性複合短繊維。 (1)熱収縮応力測定において、145°C未満の温度で最大ピークを示す。 (2)JIS-L-1015(乾熱収縮率)に準じ、温度120°C、時間15分間、初荷重0.018mN/dtex(2mg/d)における単繊維乾熱収縮率が75%以上である。
IPC (2件):
D01F8/06 ,  D04H1/42
FI (3件):
D01F8/06 ,  D04H1/42 K ,  D04H1/42 X
Fターム (16件):
4L041AA07 ,  4L041BA02 ,  4L041BA05 ,  4L041BA22 ,  4L041BA59 ,  4L041BC05 ,  4L041BD11 ,  4L041CA38 ,  4L041CA42 ,  4L041EE01 ,  4L041EE20 ,  4L047AA14 ,  4L047AA27 ,  4L047AB02 ,  4L047AB09 ,  4L047AB10
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (3件)

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