特許
J-GLOBAL ID:200903005293531290

舶用エンジン遠隔始動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早川 誠志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-319632
公開番号(公開出願番号):特開平9-136696
出願日: 1995年11月14日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 船舶のエンジンを離れた場所から始動できるようにする。【解決手段】 送信機15のスタートスイッチ16を押すと固有の識別情報とスタート情報とを含む無線信号が発信される。船舶1に設置された受信機20の受信回路27でこの無線信号が受信されると、制御部30は、船舶の主電源スイッチ3およびイグニッションキースイッチ4がともにオフで前後進機構8の操作部8aが中立位置にある場合に限り、第1のスイッチ24をオンさせて、バッテリ2とイグニッションキースイッチ4のオンポジションP2との間を接続し、続いて第2のスイッチ25を所定時間オンさせ、バッテリ2とセルモータ7との間を接続してエンジン5を始動させる。
請求項(抜粋):
無線信号を発射する携帯型の送信機と、船舶内に設置され前記送信機からの無線信号を受信して前記船舶のエンジンを始動させる受信機とからなる舶用エンジン遠隔始動装置であって、前記送信機は、エンジンスタート用の操作部と、該操作部が操作されたときに固有の識別情報とスタート情報とを含む無線信号を発信する送信回路とを備え、前記受信機は、前記船舶のバッテリに接続されている主電源スイッチおよび該主電源スイッチに接続されているイグニッションキースイッチの接続状態を検出するスイッチ操作検出手段と、前記船舶のバッテリとイグニッションキースイッチのオンポジションに接続されている配線との間を接続させるための制御可能な第1のスイッチと、前記船舶のバッテリとイグニッションキースイッチのセルスタートポジションに接続されているセルモータとの間を接続させるための制御可能な第2のスイッチと、前記船舶の前後進操作部が中立位置にあるか否かを検出する中立位置検出手段と、前記船舶のオルタネータの出力電圧が規定電圧以上あるか否かを検出する発電電圧検出手段と、前記固有の識別情報とスタート情報とを含む無線信号を受信するための受信回路と、前記船舶の主電源スイッチおよびイグニッションキースイッチがともにオフで、且つ、前記前後進操作部が中立位置にある状態で、前記固有の識別情報とスタート情報とを含む無線信号が受信されたとき、前記第1のスイッチをオン状態にする第1のスイッチ制御手段と、前記第1のスイッチがオン状態になってから、前記第2のスイッチを所定時間オンさせて、前記セルモータを駆動する第2のスイッチ制御手段とを備えていることを特徴とする舶用エンジン遠隔始動装置。
IPC (3件):
B63H 21/22 ,  B63H 21/00 ,  F02N 11/08
FI (3件):
B63H 21/22 B ,  F02N 11/08 U ,  B63H 21/24

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