特許
J-GLOBAL ID:200903005293892552

車両駆動用内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-182937
公開番号(公開出願番号):特開2005-016430
出願日: 2003年06月26日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】排気温度が低い場合ほど点火タイミングを遅れ側に修正する制御を行う車両駆動用内燃機関の制御装置に、機関を始動した後速やかに排気温度を機関の出力が十分に得られる目標排気温度まで上昇させる機能を持たせること。【解決手段】排気温制御モードと定常運転時制御モードとを選択するモード選択スイッチ6と、モード選択スイッチにより排気温制御モードが選択されているときに内燃機関10の排気温度を車両走行時に適した値に設定された目標排気温度まで上昇させるように内燃機関の点火タイミングを制御する排気温上昇用点火制御手段15Bとを設けた。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
車両を駆動する内燃機関の排気温度を検出する排気温度センサと、各種の制御条件に対して前記内燃機関の点火タイミングを制御する点火制御手段とを備え、前記点火制御手段は、前記排気温度センサにより検出された排気温度が低いときに前記内燃機関の点火タイミングを遅れ側に補正するように構成されている車両駆動用内燃機関の制御装置において、 排気温制御モードと定常運転時制御モードとを選択するモード選択手段と、 前記排気温度センサにより検出される排気温度を一定の時間間隔でサンプリングする排気温度サンプリング手段と、 前記排気温度サンプリング手段により新たにサンプリングされた排気温度Txnと車両走行時に適した値に設定された目標排気温度Tsとの差ΔTxnと、一定時間前にサンプリングされた排気温度Txn-1と前記目標排気温度Tsとの差ΔTxn-1と、定数α1及びα2(α2>α1)とから判定値X=α1・ΔTxn+α2・(ΔTxn-ΔTxn-1)の値を演算する判定値演算手段と、 前記排気温制御モードが選択されている状態で前記判定値Xが負であるときに前記点火タイミングを定常運転時の最も遅れた点火タイミングである定常運転時最小進角点火タイミングよりも更に設定角度だけ遅れた第1の点火タイミングとし、前記判定値Xの値が正のときに前記点火タイミングを前記第1の点火タイミングよりも進角した第2の点火タイミングとするように前記判定値に応じて前記内燃機関の点火タイミングを制御する排気温上昇用点火制御手段とを備えたこと、 を特徴とする車両駆動用内燃機関の点火制御装置。
IPC (1件):
F02P5/15
FI (1件):
F02P5/15 B
Fターム (6件):
3G022DA02 ,  3G022EA05 ,  3G022FA04 ,  3G022FB08 ,  3G022GA05 ,  3G022GA09
引用特許:
審査官引用 (6件)
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