特許
J-GLOBAL ID:200903005294061212

スターチを分解させる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-070159
公開番号(公開出願番号):特開平10-007701
出願日: 1997年03月24日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 スターチを分解するのにより有効且つ迅速な方法を提供すること。【解決手段】 アルカリ性スラリー中での反応において過酸化水素及び触媒量の金属ベースの配位錯体を使用してスターチ、特に粒状スターチを分解させる方法提供すること。
請求項(抜粋):
a)11.0〜12.5のpHのスターチの水性スラリーを供給する工程;b)前記水性スラリーに有効な触媒量の金属錯体触媒(I)を添加する工程;次いでc)前記水性スラリーに有効量の過酸化水素を添加してスターチを分解させる工程;を含む、約0〜55°Cの温度で過酸化水素によりスターチを分解させる方法であって、前記金属錯体が下記式:【化1】(式中:Lは、金属Mに配位結合している少なくとも3個の窒素原子を含む有機配位子であり;Mは、周期表第6B、7B若しくは8B族又はランタノイド系列から選ばれる遷移金属であり;Xは、以下の基:【化2】から選ばれる配位基又は橋かけ基であり;Yは、当該錯体の電荷に依存して電荷的中性を導く1価又は多価の対イオンであり;pは、1〜4の整数であり;qは、1〜2の整数であり;nは、1〜2の整数であり;rは、0〜6の整数であり;zは、当該錯体の電荷であって、0又は正の整数であり;そしてsは、zをYの電荷数で割った商に等しい)により表される方法。

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