特許
J-GLOBAL ID:200903005295012231

電磁クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-249447
公開番号(公開出願番号):特開平8-114241
出願日: 1994年10月14日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 使用開始初期における伝達トルクが大きく、凝着の発生のない電磁クラッチの提供。【構成】 車両走行用エンジンの回転動力を断続して車両用冷凍サイクルのコンプレッサに伝える電磁クラッチ1は、電磁コイル3の発生する磁力でアーマチュア5をロータ4に被着させ、ロータ4の回転をアーマチュア5に伝えるもので、ロータ4の摩擦面4aには、熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂)を主成分としたコーティング材がコーティングされている。これにより、電磁クラッチ1の使用開始初期において、ロータ4とアーマチュア5とが被着する際、ロータ4のコーティング材が、アーマチュア5の被摩擦面5aの表面の微妙な形状変化に沿うように変形し、コーティング材が被摩擦面5aとしっかり係合する。また、係合は、金属の被摩擦面5aとコーティング材との異なる材質が係合することとなるため、凝着の発生が防がれる。
請求項(抜粋):
動力の回転を受けて回転する摩擦面を有する磁性体金属製の回転体と、この回転体の摩擦面に対向配置された被摩擦面を有する磁性体金属製の被回転体と、通電により磁力を発生して、前記回転体あるいは前記被回転体を吸引し、前記回転体と前記被回転体とを被着させる電磁コイルとを備える電磁クラッチにおいて、前記回転体あるいは前記被回転体は、少なくとも前記摩擦面あるいは前記被摩擦面に樹脂を有するコーティング材がコーティングされたことを特徴とする電磁クラッチ。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-165125
  • 特開平4-165125
  • 特開平4-165125
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