特許
J-GLOBAL ID:200903005297477916
発泡樹脂の混合体及び発泡スチロ-ルの油化装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
武山 峯和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-017989
公開番号(公開出願番号):特開2000-017272
出願日: 1999年01月27日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【課題】 熱分解炉11で溶解した樹脂の液12の液面13に発生する泡の層が上昇し未分解の溶液が凝縮機35に侵入することを防止し、発泡樹脂が溶解し液体に変化するときに体積変化が生じても隙間を生じることなく密閉状態を維持しつつ熱分解炉11に溶解した樹脂の液を搬入することを可能とし、小型で軽量でランニングコストの安価で効率的な、かつ、環境汚染を起こすことのない安全な発泡樹脂及び発泡スチロールの油化装置を提供できるようにすることである。【解決手段】 熱分解炉11の攪拌装置14の攪拌軸15に複数の羽根19を取付け溶解した樹脂の液12の液面13に発生する泡の層の上昇を防止し、スクリュ搬送装置1の容積輸送量を2.25〜10倍に漸次変化させ、排出量Bに対し投入量Aを制御することにより熱分解炉11の中に存在する溶解した樹脂の重量Qを所定の値に制御し、窒素バルブ52開閉によりの窒素ガスを吹き込む機能と安全弁55により熱分解炉11の圧力を所定の圧力以下に保つ機能を備え、防火チャンバを有することを特徴としている。
請求項(抜粋):
破砕又は減容機により加熱減容し粉粒体とした、発泡樹脂の混合体を加熱し溶解しつつ熱分解炉へ搬送するスクリュ搬送装置と、溶解した樹脂の液を収容し攪拌しながら加熱する熱分解炉と、溶解した樹脂の液の熱分解によって発生する油気蒸気を液化する凝縮器と、油と水とを分離する油水分離器とで構成する発泡樹脂の混合体の油化装置において、該熱分解炉の中において、溶解した樹脂の液の液面より上部であって、油気蒸気取出口より下部の位置に、複数の羽根を攪拌装置の攪拌軸に取付け、該溶解した樹脂の液の液面と該複数の羽根の下面との間に泡空間を適宜設けたことを特徴とする発泡樹脂の混合体の油化装置。
IPC (3件):
C10G 1/10
, C08J 11/12 CET
, C08J 11/12 ZAB
FI (3件):
C10G 1/10
, C08J 11/12 CET
, C08J 11/12 ZAB
引用特許:
審査官引用 (5件)
-
特開平4-050293
-
特開昭62-187791
-
有機材料の分解回収装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-020653
出願人:マツダ株式会社
全件表示
前のページに戻る