特許
J-GLOBAL ID:200903005297947343

高性能リチウム2次電池材料の調製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 棚井 澄雄 ,  実広 信哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-509428
公開番号(公開出願番号):特表2009-536437
出願日: 2007年05月08日
公開日(公表日): 2009年10月08日
要約:
Li2CO3および混合遷移金属前駆体を、10から50%の酸素濃度を有する酸素欠乏雰囲気下で固相反応させて、LixMyO2(M、xおよびyは明細書に定義されている)の式Iにより表される組成を有する粉末リチウム混合遷移金属酸化物を調製するステップを含む、リチウム混合遷移金属酸化物の調製方法が提供される。その結果、所定の組成を有する高Niリチウム混合遷移金属酸化物が、安価で取り扱い易い原材料を用い、空気中での簡単な固相反応によって調製できるので、本発明により、大きく低減された製造コストおよび高い製造効率で、リチウム混合遷移金属酸化物の工業的規模の製造が可能になる。さらに、こうして製造されたリチウム混合遷移金属酸化物は不純物を実質的に含まず、その結果、高容量および優れたサイクル安定性を、大きく改善された貯蔵安定性および高温安定性と併せて、発揮できる。
請求項(抜粋):
Li2CO3と混合遷移金属前駆体とを、10から50%の酸素濃度を有する酸素欠乏雰囲気下で固相反応させることによって、下の式Iにより表される組成を有する粉末リチウム混合遷移金属酸化物を調製するステップを含む、リチウム混合遷移金属酸化物の調製方法: LixMyO2 (I) [式中、 M=M’1-kAkであり、M’はNi1-a-b(Ni1/2Mn1/2)aCob、0.65≦a+b≦0.85、0.1≦b≦0.4であり; Aはドーパントであり; 0≦k<0.05であり; x+y≒2、0.95≦x≦1.05である]。
IPC (2件):
H01M 4/52 ,  H01M 4/50
FI (2件):
H01M4/52 102 ,  H01M4/50 102
Fターム (20件):
5H050AA07 ,  5H050AA08 ,  5H050AA10 ,  5H050AA15 ,  5H050AA19 ,  5H050BA16 ,  5H050BA17 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050CB12 ,  5H050FA02 ,  5H050GA02 ,  5H050GA27 ,  5H050GA29 ,  5H050HA00 ,  5H050HA01 ,  5H050HA02 ,  5H050HA08 ,  5H050HA14 ,  5H050HA20
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (7件)
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