特許
J-GLOBAL ID:200903005302392177

カスケード通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-182495
公開番号(公開出願番号):特開平5-030105
出願日: 1991年07月23日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】【目的】 通信回線網を利用し、主局から複数の従局へ、多量の送信データを短時間かつ最小の通信料金で、確実に送信する。【構成】 コンピュータ及びモデムを有する主局及び複数の従局とは、通信回線網で接続される。そして、主局0は伝送距離が最小となる最適経路の従局1を選定し、処理プログラム及び通信管理ファイルと共に送信データを送る。これが終了すると、従局1が発信局となって最適経路の従局2へ、処理プログラム、子局用通信管理ファイルと共に送信データを送信する。同時に、主局0は、最適経路の別の従局32を選定して通信管理ファイルと共に送信データを送る。このようにして、次から次へ通信管理ファイルと共に送信データをカスケード式(ねずみ算式)に伝送する。送信データの送信後、送信経路とは逆の経路で、通信管理ファイルを書換えて複数の従局から主局0へ通信結果を順次返送する。
請求項(抜粋):
送信先リストを含む通信管理ファイルから、コンピュータを用いて伝送距離が最小となる送信先の最適経路を算出しつつ、書換えた通信管理ファイルと共に処理プログラム及び送信データをモデムを介して順次該送信先へ送信する主局と、モデムを介して前記処理プログラム、通信管理ファイル及び送信データを受信し、該処理プログラムに基づきコンピュータによって該送信データの処理を行うと共に、該通信管理ファイルに基づき送信先の最適経路を求め、書換えた通信管理ファイルを添えて該処理プログラム及び送信データを該送信先へ転送する複数の従局とが、通信回線網で接続された通信システムを用い、前記主局及び従局は、手元にある前記通信管理ファイル中の送信先リストから、全未処理局の内の最適経路となる半分の従局を選択し、その中心にある従局に対し書換えた通信管理ファイルを添えて前記送信データの転送処理を依頼し、前記依頼によって形成される木構造の送信経路に従い、前記主局の送信データを前記複数の従局へカスケード式に送信した後、前記送信経路と逆の経路で、前記通信管理ファイルを書換えて前記複数の従局から前記主局へ通信結果を返送することを特徴とするカスケード通信方式。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04M 11/00 302

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