特許
J-GLOBAL ID:200903005307184572

文字切出し方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-237928
公開番号(公開出願番号):特開平5-081477
出願日: 1991年09月18日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】【構成】推定文字サイズより行方向の幅の大きな仮文字を接触文字として検出し、接触文字の前の文字が分離文字か非分離文字かを判定して接触文字の切出し先頭位置を定める。また、そのようにして得られた仮文字列について、分離文字の一部が独立して切り出されているかどうかを、前後の文字の幅等を参照して判定し、この判定結果に応じて仮文字同士を結合させる。【効果】不定文字サイズの文書画像中に分離文字や接触文字が含まれている文書においても、常に正しい切出しを行うことができる。
請求項(抜粋):
文字を含む被読取対象を表わす画像信号を取得し、取得された画像信号に含まれる文字列に相当する文字列画像データから、認識しようとする1文字単位の画像データを切り出す文字切出し方法において、次の(a) 〜(d) の手順を採用することを特徴とする文字切出し方法。(a) 文字列の形状から文字サイズWを推定する。(b) 文字列画像データの投影像を求め、その投影像を構成する画素の塊を仮文字としてそれぞれ切出す。(c) 仮文字の幅が文字サイズWより大きな仮文字Ci について、仮文字Ci の1つ前に隣接する仮文字Ci-1 が非分離文字であるか分離文字の一部であるかを、少なくともその仮文字Ci-1 の幅及びその仮文字Ci-1 とその前後の仮文字との間隔によって判定し、この判定結果に応じて仮文字Ci の切出し位置を修正し、この修正された切出し位置から文字サイズWだけ後ろの位置又はその近傍で切出す。(d) 前記手順(c) により切り出された結果得られた仮文字列について仮文字Cjが分離文字の一部であるかどうかを、その仮文字Cj 及びその仮文字Cj の1つ前又は1つ後ろに隣接する仮文字Cj-1又は仮文字Cj+1 について、仮文字Cj-1 の幅及び仮文字Cj-1 と仮文字Cj との間隔又は仮文字Cj+1 の幅及び仮文字Cj と仮文字Cj+1 との間隔に基づいて判定し、この判定結果に応じて必要ならば仮文字を結合させる。

前のページに戻る