特許
J-GLOBAL ID:200903005311254836
連続電磁研磨装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-146683
公開番号(公開出願番号):特開平9-300202
出願日: 1996年05月16日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】回転機構のない電磁研磨装置における被研磨物の投入,研磨,排出を連続して行えるようにする。【解決手段】誘導電動機のステータのような電磁石1〜6のロータの部分に円筒状容器8を固定し、その右側端面の注入口10から研磨材21を注入し、投入口9から被研磨物22を連続投入する。容器8の中に螺旋状突起物12を固定し、磁性体小片20が回転磁界で回転する力によって研磨材21に急速な回流を起こさせることにより、被研磨物22が研磨されながらゆっくり回転し、螺旋状突起物12に導かれて排出口11から排出するように構成した。研磨材21はポンプ17によって循環使用される。
請求項(抜粋):
非磁性体の被研磨物を非磁性体の液状研磨材で研磨するための研磨装置であって、中心線が水平方向となるように配置された円筒形鉄心の内壁面に設けられた三相以上の交流電源の相数の整数倍の複数個の溝に巻線が施されて三相以上の交流電源が加えられたとき、該円筒形鉄心の内部の円筒状空洞部の中心線に関して回転磁界を生じさせる複数の電磁石と、前記円筒状空洞部の内壁面に接して配置され、一方の端面の上部に前記被研磨物を投入する投入口と前記液状研磨材を注入する注入口とが設けられ、他方の端面の下部に被研磨物の排出口が設けられた円筒状容器と、該円筒状容器の中心線と軸が一致するように該容器に固定された螺旋状突起物と、前記円筒状容器の中に入れる多数の磁性体小片と、前記排出口から排出される被研磨物を抽出する被研磨物抽出手段と、該排出口から排出される液状研磨材を回収して前記注入口に再度注入する研磨材循環手段とが備えられ、前記円筒状容器に前記複数の磁性体小片が入れられ、前記注入口から液状研磨材が注入され、前記投入口から被研磨物が投入されて、前記複数の電磁石に交流電流が供給されたとき、該円筒状容器内の磁性体小片が前記回転磁界に従って該容器の中心線に関して回転することにより液状研磨材に回転流が生じて被研磨物の表面が研磨され、かつ、被研磨物は液状研磨材の回転流の速度より遅い速度で回転しながら前記螺旋状突起物に導かれて移動し前記排出口から排出されるように構成された連続電磁研磨装置。
前のページに戻る