特許
J-GLOBAL ID:200903005314563724

酸素センサの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-332154
公開番号(公開出願番号):特開平9-170999
出願日: 1995年12月20日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 酸素センサにおける素子本体の表面上に容易に、且つ、隙間なく多孔質層を形成することができる酸素センサの製造方法を提供する。【解決手段】 固体電解質シート12の両面に白金ペーストを印刷して、大気側電極、排ガス側電極19をそれぞれ形成する。固体電解質シート12、枠体16、基底シート15、及び保護シート20を順に積層した後、所定圧力にて加圧接着して一体とする。多孔質層形成用のスラリーPを所定条件にて撹拌し、粘度を調節する。素子本体13の先端部分をスラリーP中に浸漬させた後、引き上げ、同部分にスラリーPを付着させて多孔質層21を形成する。多孔質層21の不要部分をスクレーパBによって削りこれを除去する。素子本体13を、脱脂処理した後、所定温度パターンにて焼成する。多孔質層21上に溶射層及びトラップ層を形成した後、基底シート15にヒータを接着する。
請求項(抜粋):
両面に電極がそれぞれ形成された固体電解質シートを有する素子本体と、同素子本体を加熱するためのシート状をなすヒータとを積層してなる酸素センサの製造方法であって、前記素子本体において、排ガス側の電極の一部を少なくとも含む所定部位を、多孔質層形成用のスラリー中に浸漬することにより同部位の表面にスラリーを付着させて多孔質層を形成する工程と、前記多孔質層の不要部分を除去する工程と、不要部分が除去された多孔質層上に溶射層を形成する工程とを含むことを特徴とする酸素センサの製造方法。

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