特許
J-GLOBAL ID:200903005318400919

車両の姿勢制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-054616
公開番号(公開出願番号):特開平10-250546
出願日: 1997年03月10日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 各車輪21に対し独立して制動力を付与することにより、検出車両状態量が目標走行方向に対応する目標車両状態量に収束するように車両1の旋回姿勢を制御するようにした姿勢制御装置に対して、後退時に適した姿勢制御を行い、ドライバの安全性を向上させる。【解決手段】 車両1が後退しているか否かを判定し(SC1)、後退していると判定されたときに、車両1の旋回姿勢制御のための制御出力量(左右車輪21FL,21RL、21FR,21RR間の制動力差)を、後退していないと判定されたときよりも小さく設定する(SC6)。また、ヨーレイト制御を禁止し(SC2)、横滑り角制御のための制御介入しきい値K3 を小さく設定する(SC4)。
請求項(抜粋):
車両の前後左右の各車輪に対し個別に制動力を付与可能に構成された制動手段と、走行方向に対する車両の旋回姿勢を表す車両状態量を検出する車両状態検出手段と、該車両状態検出手段により検出された検出車両状態量が目標走行方向に対応する目標車両状態量に収束するように、上記制動手段の作動を制御して上記各車輪に対し独立して制動力を付与することにより車両の旋回姿勢を制御する姿勢制御手段とを備えた車両の姿勢制御装置において、上記車両が後退しているか否かを判定する後退判定手段と、上記後退判定手段により車両が後退していると判定されたときに、上記姿勢制御手段による車両の旋回姿勢制御の制御量を、後退していないと判定されたときよりも小さく設定する制御量可変手段とを備えていることを特徴とする車両の姿勢制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/58
FI (2件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/58 Z

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