特許
J-GLOBAL ID:200903005322683364

高周波直交検波器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 緒方 保人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-339772
公開番号(公開出願番号):特開2008-153933
出願日: 2006年12月18日
公開日(公表日): 2008年07月03日
要約:
【課題】検波ダイオード回路の入力インピーダンスが特性インピーダンスとの整合から外れる場合でも、入力端におけるリターンロスの劣化をなくす。【解決手段】第1入力端1に接続され、局発信号を同相で2分配する分配器3、第2入力端2に接続され、受信信号を例えば位相差π/2で2分配するブランチラインカプラ4、I信号側の検波ダイオード7a,7bに接続され、局発信号及び受信信号を位相差3πで2分配する第1ラットレースハイブリッド5、Q信号側の検波ダイオード7c,7dに接続され、局発信号及び受信信号を位相差3πで2分配する第2ラットレースハイブリッド6を有し、上記ラットレースハイブリッド5とダイオード7aとの間に、移相差π/2の第1移相器14a、上記ラットレースハイブリッド6とダイオード7cとの間に、移相差π/2の第2移相器14bを設けると共に、この第2ラットレースハイブリッド6側に、移相量π/4の移相器15a,15bを設ける。【選択図】図1
請求項(抜粋):
局発信号又は受信信号を入力する第1入力端に接続され、入力信号を位相差π×n0で2分配する分配器と、 受信信号又は局発信号を入力する第2入力端に接続され、入力信号を位相差(π/2)(2×n1+1)で2分配するブランチラインカプラと、 I信号出力端に接続された1対のI信号側検波ダイオード回路と、 この1対のI信号側検波ダイオード回路に接続され、かつ上記分配器及びブランチラインカプラに接続され、局発信号及び受信信号を位相差π×(2×n2+1)で2分配する第1ラットレースハイブリッドと、 Q信号出力端に接続された1対のQ信号側検波ダイオード回路と、 この1対のQ信号側検波ダイオード回路に接続され、かつ上記分配器及びブランチラインカプラに接続され、局発信号及び受信信号を位相差π×(2×n3+1)で2分配する第2ラットレースハイブリッドと、 上記第1ラットレースハイブリッドと上記I信号側検波ダイオード回路の1対の片方との間に接続され、(π/2)(2×n4+1)の移相量を持つ第1移相器と、 上記第2ラットレースハイブリッドと上記Q信号側検波ダイオード回路の1対の片方との間に接続され、(π/2)(2×n4+1)の移相量を持つ第2移相器と、 上記第1ラットレースハイブリッドと上記1対のI信号側検波ダイオード回路との間又は上記第2ラットレースハイブリッドと上記1対のQ信号側検波ダイオード回路との間のいずれか一方に接続され、以下の移相量Dを持つ第3移相器と、 D=(-2π×n0-π×(2×n1+1)+3×π×(2×n2+1)-3×π×(2×n3+1)+2×π×(2×n5+1))/4、[n0=0,1,2,3...、n1=0,1,2,3...、n2=0,1,2,3...、n3=0,1,2,3...、n4=0,1,2,3...、n5=0,1,2,3...で、位相の単位はradとする] を含んで構成される高周波直交検波器。
IPC (3件):
H04L 27/38 ,  H04L 27/22 ,  H03D 9/06
FI (3件):
H04L27/00 G ,  H04L27/22 H ,  H03D9/06 H
Fターム (4件):
5K004AA05 ,  5K004AA08 ,  5K004FG05 ,  5K004JG00
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 直交検波回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-299772   出願人:日本無線株式会社

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