特許

J-GLOBAL ID：200903005323075643

正対装置

発明者： 宗木 好一郎
出願人/特許権者： 富士電機株式会社
代理人 (1件)： 松崎 清
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-036785
公開番号（公開出願番号）：特開平5-231990
出願日： 1992年02月25日
公開日（公表日）： 1993年09月07日
要約：

【要約】【目的】 回動機構を不要とし、複雑な配光パターンの自動車前照灯などについても正対を可能とする。【構成】 自動車前照灯などからの相似縮小配光パターンを生成するフレネルレンズ1と、このレンズ1からの像を透過および反射させるハーフミラー2と、その反射側に設けられて相似縮小配光パターンを撮像する第1のカメラ4と、レンズと結像面とを持ち前照灯表面像を撮像する第2のカメラ5と、これらの撮像信号を処理して前照灯表面像の重心または像の特徴点位置を決定する画像処理装置10と、その決定された位置にもとづきテレビカメラ5をフレネルレンズ1の光軸に対して垂直な面で平行移動させたり筐体9を平行移動させるサーボコントローラ11およびサーボ機構6,7,8とを設け、正確な正対を可能とする。

請求項（抜粋）：

自動車前照灯を含む灯器の相似縮小配光パターンを生成する第1のレンズと、この第1のレンズとその結像面との間に設けられて第1のレンズの光軸に垂直な面で平行移動可能な第2のレンズと、この第2のレンズと前記第1のレンズとの間に設けられて第1のレンズからの像を透過および反射させるハーフミラーと、このハーフミラーの反射側に設けられて前記結像面に投影される相似縮小配光パターンを撮像する第1の撮像手段と、ハーフミラーの透過側に設けられて灯器表面像を撮像する第2の撮像手段と、これらの撮像された信号を処理して灯器表面像の重心または像の特徴点位置を決定する処理手段と、その決定された位置にもとづき前記第2のレンズおよび第2の撮像手段を前記第1のレンズの光軸に対し垂直な面で平行移動させる第1の駆動手段と、同じく前記決定された位置にもとづき前記レンズおよび撮像手段を含む系全体を平行移動させる第2の駆動手段とを設けたことを特徴とする正対装置。