特許
J-GLOBAL ID:200903005323530030

ラジアルタイヤの成形装置におけるブラダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-144010
公開番号(公開出願番号):特開平10-071654
出願日: 1997年06月02日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】ブラダを予め設定する所定のトロイダル形状に確実に膨出拡径させる。【解決手段】ブラダ1の内側に圧力媒体を供給してカーカスを膨出拡径させるとともに、カーカスの両端のビード部を互いに接近する方向へ移動させて、カーカスをトロイダル状に変形させる。ブラダ1を、芯材2と、その芯材2を被覆するゴム3とにより構成する。芯材2は、ケブラー製の糸条よりなる骨材6と、その骨材6を構成する糸条の配列乱れを防止するために同糸条を挟むように配置された2枚の布材7,8と、布材7の内周面に縫い付けられた帯状ゴム9とを有する。布材7,8は、帯体21の連続巻回により提供されている。骨材6を、第1糸条4とその第1糸条4と交差する第2糸条5とにより格子状に形成する。ブラダ1の膨出拡径時において骨材6が予め設定された所定のトロイダル形状になるように、その骨材6を構成する各糸条4,5の長さ及び配列構造を設定する。
請求項(抜粋):
ブラダの外周側に円筒状のカーカスを配置した状態で、ブラダの内側に圧力媒体を供給してカーカスの軸線方向中間部を膨出拡径させると共に、カーカスの両端のビード部を互いに接近する方向へ移動させることにより、カーカスをトロイダル状に変形させるラジアルタイヤの成形装置において、前記ブラダを、芯材とその芯材を被覆する弾性材とにより構成し、前記芯材は、高引張り強さを有する複数本の線材よりなる骨材と、その骨材を構成する線材の配列乱れを防止するために同線材を固定した布材と、その布材に伸縮性を与えるための伸縮付与手段とを有し、ブラダの膨出拡径時において骨材が予め設定された所定のトロイダル形状になるように、その骨材を構成する各線材の長さ及び配列構造を設定したラジアルタイヤの成形装置におけるブラダ。

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