特許
J-GLOBAL ID:200903005336897634

金属材料の浸炭抑制熱間加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-062193
公開番号(公開出願番号):特開平6-271891
出願日: 1993年03月22日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 金属材料を熱間加工用工具により熱間加工する際、これらの間に、潤滑効果および浸炭抑制効果にすぐれた潤滑剤皮膜層を形成する。【構成】 潤滑剤皮膜層を2層構造とし、黒鉛粉末からなる第1皮膜層を熱間加工工具表面側に配置し、平均粒径20.0μm以下のアルミナ、水和アルミナ、水酸化アルミニウム、およびAl-異種金属複合酸化物粉末の少なくとも1種5〜100重量%と、黒鉛粉末0〜95重量%とからなる浸炭抑制潤滑剤を、金属材料側に配置して熱間加工を実施する。
請求項(抜粋):
金属材料を、潤滑剤皮膜層を介して、熱間加工用工具に接触させて、前記金属材料に熱間加工を施すに際し、前記潤滑剤皮膜層を、(1)前記熱間加工用工具の接触表面側に配置され、かつ黒鉛系潤滑剤から形成される第1皮膜層と、(2)前記金属材料の接触表面側に配置され、かつアルミニウムの酸化物、水和酸化物、水酸化物、および、アルミニウムとは異種の金属とアルミニウムとの複合酸化物から選ばれた少なくとも1種からなり、20.0μm以下の平均粒径を有するアルミニウム含有化合物粉末、および黒鉛粉末を含み、前記アルミニウム含有化合物粉末、および前記黒鉛粉末の含有率が、それぞれ5〜100重量%および0〜95重量%であるアルミニウム含有浸炭抑制潤滑剤から形成された第2皮膜層とからなる2層構造に形成することを特徴とする、金属材料の浸炭抑制熱間加工方法。
IPC (9件):
C10M173/02 ,  B21B 45/02 310 ,  C10M103:02 ,  C10M103:06 ,  C10N 10:08 ,  C10N 20:06 ,  C10N 30:00 ,  C10N 40:24 ,  C10N 50:02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭44-031880

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