特許
J-GLOBAL ID:200903005339692308

屠体の皮剥装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-227835
公開番号(公開出願番号):特開平8-089160
出願日: 1994年09月22日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 屠体を吊下支持した状態で皮剥ぎを行う場合において、皮剥ぎ張力による背骨の脱臼に起因する屠体内部の肉質悪化を防止する。【構成】 屠体Tの上端部Tcに掛止されて該屠体Tを吊り下げ状態で支持する屠体支持手段Aと上記屠体Tの下端部Tbに掛止されて該屠体Tに対して下方向きに所定の張力を付与する屠体引張手段Bと、上記屠体Tの下端近傍部分から剥がされた皮端Ta1を把持する皮端把持手段Cと、上記皮端把持手段Cを上記屠体Tに沿ってその下端側から上端側へ移動させて該皮端Ta1に上方向きに所定の皮剥ぎ張力を付与する皮剥ぎ張力付与手段Dと、上記屠体Tの上端近傍に対して下方向きに所定のバックアップ力を付与せしめるバックアップ力付与手段Eと、上記皮端把持手段Cの皮端把持作用を解除せしめる皮端把持解除手段Fとを備え、皮剥時に屠体Tにその体長方向にかかる皮剥ぎ張力をバックアップ力により減殺することで屠体Tの背骨の脱臼を抑制し、脱臼に起因する屠体Tの内部肉質の悪化を防止する。
請求項(抜粋):
屠体の上端部に掛止されて該屠体を吊り下げ状態で支持する屠体支持手段と上記屠体の下端部に掛止されて該屠体に対して下方向きに所定の張力を付与する屠体引張手段と、上記屠体の下端近傍部分から剥がされた皮端を把持する皮端把持手段と、上記皮端把持手段を上記屠体に沿ってその下端側から上端側へ移動させて該皮端に上方向きに所定の皮剥ぎ張力を付与する皮剥ぎ張力付与手段と、上記屠体の上端近傍に対して下方向きに所定のバックアップ力を付与せしめるバックアップ力付与手段と、上記皮端把持手段の皮端把持作用を解除せしめる皮端把持解除手段とを備えたことを特徴とする屠体の皮剥装置。
IPC (2件):
A22B 5/16 ,  A22C 17/12

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