特許
J-GLOBAL ID:200903005344396687

フィルター材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 須藤 政彦 (外1名) ,  須藤 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-280133
公開番号(公開出願番号):特開平10-099622
出願日: 1996年10月01日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 気体あるいは液体中の細菌、ウィルス、動植物細胞、タンパク質、悪臭成分等を補足するフィルター材料を提供する。【解決手段】 基材表面に微細な水酸アパタイト結晶を形成してなるフィルター材であって、リン酸基を有する有機高分子基材と、該基材を飽和水酸化カルシウム水溶液中で処理した後、実質的に飽和ないし過飽和濃度の水酸アパタイト溶液に浸漬して前記有機高分子基材表面に形成させた水酸アパタイトとからなることを特徴とするフィルター材。上記の水酸アパタイトの膜厚は0.1〜30μmであり、より好ましくは膜厚が1〜20μm程度である。上記の水酸アパタイトが炭酸アパタイトを含むものである。また、用いる有機高分子基材は、織物、不織布、プラスチックフォーム等である。【効果】 基材表面のみに微細な水酸アパタイト結晶を薄く、均一にかつ高密度にコートすることにより、細菌、ウィルス等の吸着能力が高く、かつ吸着作用の持続性が長く、しかも通気性の良好なフィルター材を製造することができる。
請求項(抜粋):
基材表面に微細な水酸アパタイト結晶を形成してなるフィルター材であって、リン酸基を有する有機高分子基材と、該基材を飽和水酸化カルシウム水溶液中で処理した後、実質的に飽和ないし過飽和濃度の水酸アパタイト溶液に浸漬して前記有機高分子基材表面に形成させた水酸アパタイトとからなることを特徴とする前記フィルター材。
IPC (4件):
B01D 39/20 ,  B01D 15/00 ,  B01D 39/16 ,  C02F 1/28
FI (4件):
B01D 39/20 D ,  B01D 15/00 A ,  B01D 39/16 Z ,  C02F 1/28 A
引用特許:
審査官引用 (9件)
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