特許
J-GLOBAL ID:200903005345378356

位相変調信号復調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 邦彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-056544
公開番号(公開出願番号):特開平6-252963
出願日: 1993年02月22日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 PLLループを用いた位相変調信号復調回路において、位相変調信号と基準信号の周波数差が大きくても、確実にロック状態に引き込めるようにする。【構成】 QPSK信号S0 は乗算器10でVCO40の出力信号とミキシングされて中間周波数のQPSK信号Sに変換される。信号Sは乗算器18,20で基準信号LP ,LQ により位相検波されて復調される。基準位相再生器26は復調信号からQPSK信号Sと基準信号LP との位相差を検出してVCO40を制御することによりPLLループ36をロックする。基準位相再生器26の出力ε(t)はQPSK信号Sと基準信号LP との周波数差の情報を含んでいる。起動当初、制御回路54はループスイッチSW1 をオフして周波数差を検出し、差が大きいときはVCO40にオフセット電圧を与えてロックできる範囲に制御した後、SW1 を閉じてロック状態に引き込む。オフセット電圧は起動後も与えつづける。
請求項(抜粋):
位相変調信号をこれと一定の位相差で同期した基準信号で位相検波して復調する位相検波手段と、前記位相変調信号と前記基準信号との位相差を基準位相再生器で検出して、それに応じてVCOを駆動して当該位相変調信号と当該基準信号との位相関係を相対的に制御して、それらの位相差を前記一定の位相差に制御するPLLループと、このPLLループを前記基準位相再生器の出力と前記VCOの入力との間の位置でオン、オフするループスイッチと、前記基準位相再生器の出力信号の周波数を検出する周波数検出手段と、前記VCOに対し前記PLLループ以外から制御電圧をオフセット電圧として印加するオフセット電圧印加手段と、前記ループスイッチをオフして、前記基準位相再生器の出力信号の周波数を低下させる方向に前記オフセット電圧を変化させていき、当該周波数により当該PLLループがロックできる範囲内にあることが検出されたら当該オフセット電圧を与えつづけながら前記ループスイッチをオンするループスイッチおよびオフセット電圧制御手段とを具備してなる位相変調信号復調回路。
IPC (2件):
H04L 27/22 ,  H04B 1/26

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