特許
J-GLOBAL ID:200903005346989073

閉鎖性水域における栄養塩類利用方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲木 次之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-235591
公開番号(公開出願番号):特開平7-060286
出願日: 1993年08月27日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 栄養塩の流入が多い閉鎖水域において、水域底部に堆積する栄養塩を利用することにより植物などを増殖すると共に併せて水域の浄化を促進する。【構成】 有底容器5と、該容器5の上部において容器5全面を覆うように装着された栽培床6と、前記栽培床6上に植え付けられた水性植物又は付着された微生物と、閉鎖水域の底部から栄養塩類を含む水を有底容器5の底部に供給するホース2a、2b及びポンプ4とからなり、前記容器5上部に設けた栽培床6を通過した水を容器5からオーバーフローさせ閉鎖水域に戻すように構成した閉鎖性水域における栄養塩類利用装置。栽培床が、自然石又はゼオライト等の多孔質の素材またはポリウレタン、ポリエチレン等の水不容性の素材を底部から上部に向けて粒径が次第に小さくなるように構成した。また有底容器5に底部と連通する縦樋10を設けた。
請求項(抜粋):
閉鎖水域に浮遊させた栽培床を有する有底容器と該容器の栽培床に植えつけ又は付着させた水性植物、プランクトン若しくは微生物において、閉鎖水域の底部の水を栽培床の下方に供給し、該供給した水に含まれる栄養塩を栽培床に植えつけた水性植物、プランクトン若しくは微生物により利用させ、利用後の水を容器からオーバーフローさせて閉鎖水域に戻すという水の循環を連続的に行うようにした閉鎖性水域における栄養塩類利用方法。
IPC (4件):
C02F 3/34 ,  A01K 63/04 ,  A01K 67/033 ,  C02F 3/32
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-061698

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