特許
J-GLOBAL ID:200903005349129296

動力伝達装置およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-269241
公開番号(公開出願番号):特開平9-047094
出願日: 1995年09月22日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 原動機の運転停止中でも、原動機の出力軸に接続された補機を駆動する動力を得る。【解決手段】 エンジン50のクランクシャフト56に連結された動力伝達装置20には、クラッチモータ30とアシストモータ40とが設けられ、制御装置80により制御される。エンジン50のクランクシャフト56Bには、直接またはベルト102によりクランクシャフト56の回転により駆動する冷却ポンプ104やP/Sポンプ106等の補機が接続されている。エンジン50の運転を停止し、バッテリ94に蓄えられた電力を用いてアシストモータ40により駆動軸22を駆動するときには、クランクシャフト56が所定の回転数で回転するようクラッチモータ30によりクランクシャフト56に回転トルクTSTを作用させる。この結果、クランクシャフト56が回転し、補機を駆動する動力が得られる。
請求項(抜粋):
出力軸を有し、該出力軸を回転させる原動機と、前記原動機の出力軸に結合される第1のロータと、該第1のロータと電磁的に結合し該第1のロータに対して相対的に回転可能な第2のロータとを有し、該第2のロータに結合される回転軸をトルクの出力軸とする第1の電動機と、前記第1の電動機における前記第1および第2のロータ間の電磁的な結合の程度を制御すると共に、前記第1のロータと第2のロータとの間に生じる滑り回転に応じた電力を前記第1の電動機により回生可能な第1の電動機駆動回路と、前記第1の電動機の第2のロータに結合される第3のロータを有し、該第3のロータに結合される回転軸をトルクの出力軸とする第2の電動機と、該第2の電動機を駆動する第2の電動機駆動回路と、前記第1の電動機駆動回路を介して前記第1の電動機から回生した電力を蓄えると共に、前記第1および/または第2の電動機駆動回路を介して対応する前記第1,第2の電動機に電力を供給可能な二次電池と、前記原動機の出力軸に結合され、該出力軸からの動力により駆動する補機とを備える動力伝達装置であって、前記原動機の運転を停止しているとき、前記二次電池に蓄えられた電力を用いて、前記第1の電動機により前記原動機の出力軸を回転させて前記補機を駆動するよう前記第1の電動機駆動回路を制御する補機駆動制御手段を備える動力伝達装置。
IPC (2件):
H02P 15/00 ,  H02K 7/11
FI (2件):
H02P 15/00 D ,  H02K 7/11

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