特許
J-GLOBAL ID:200903005383668147

タンパク質解析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 祐司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-419921
公開番号(公開出願番号):特開2005-181011
出願日: 2003年12月17日
公開日(公表日): 2005年07月07日
要約:
【課題】タンパク質の同定及びその定量情報を簡単な処理で得ることのできる分析方法を提供する。【解決手段】質量分析計を用いて2種のタンパク質含有試料を対比し、それぞれの試料に含まれる同種のタンパク質の量比を解析する方法において、試料をそれぞれペプチド鎖含有試料とする工程と、ペプチド鎖含有試料に含まれる同種のペプチド鎖に質量差を与える工程と、同試料を混合し該混合試料を各ペプチド鎖毎に分別定量してMSスペクトルを測定し、含有量比を求める工程と、各ペプチド鎖からアミノ酸配列を特定すべきペプチド鎖を選択し、該ペプチド鎖のアミノ酸配列を定性する工程と、既知DNA配列より対応するタンパク質を特定する工程と、前記同位体修飾したペプチド鎖の質量差による分別定量値に基づいて、前記特定したタンパク質の前記各タンパク質含有試料に含まれる含有量の比を求める工程と、を含タンパク質解析方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
質量分析計を用い、2種のタンパク質含有試料を対比して、それぞれの試料に含まれるタンパク質の同定及びそれぞれの試料に含まれる同種のタンパク質の量比を解析するタンパク質解析方法において、 前記2種のタンパク質含有試料をそれぞれ制限酵素により特定アミノ酸部位で切断し、ペプチド鎖含有試料とする工程と、 同位体により異なる質量差を有する標識化合物を前記それぞれのペプチド鎖含有試料に含まれるペプチド鎖に修飾し、それぞれのペプチド鎖含有試料に含まれる同種のペプチド鎖に質量差を与える工程と、 各同位体標識したペプチド鎖含有試料を混合し、該混合試料を各ペプチド鎖毎に分別定量してMSスペクトルを測定し、同位体標識によって質量差を与えられた同種のペプチド鎖について含有量比を求める工程と、 前記MSスペクトルを参照して、各ペプチド鎖からアミノ酸配列を特定すべきペプチド鎖を選択し、該ペプチド鎖から生成されるプロダクトイオンの質量スペクトルによって、該ペプチド鎖のアミノ酸配列を定性する工程と、 前記ペプチド鎖のアミノ酸配列に基づき、既知DNA配列より対応するタンパク質を特定する工程と、 前記同位体修飾したペプチド鎖の質量差による分別定量値に基づいて、前記特定したタンパク質の前記各タンパク質含有試料に含まれる含有量の比を求める工程と、 を含むことを特徴とするタンパク質解析方法。
IPC (3件):
G01N27/62 ,  C12Q1/37 ,  G01N33/68
FI (5件):
G01N27/62 V ,  G01N27/62 K ,  G01N27/62 L ,  C12Q1/37 ,  G01N33/68
Fターム (11件):
2G045DA36 ,  2G045FB08 ,  2G045JA01 ,  2G045JA04 ,  4B063QA11 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ79 ,  4B063QR16 ,  4B063QS28 ,  4B063QS36 ,  4B063QX04
引用特許:
出願人引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (4件)
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