特許
J-GLOBAL ID:200903005388735748

引込線引留具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀田 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-096997
公開番号(公開出願番号):特開平10-290515
出願日: 1997年04月15日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 引込線を巻き付けることなく、かつ引込線に強い張力を作用させることなく、引込線を確実に留めることができる引込線引留具を提供する。【解決手段】 幅方向中央部でL字状に折り曲げられ、頂部11で互いに回転可能にかつ背中合わせに枢着された1対のL字状部材12、13と、これより長い平板状受け部材18とからなる。L字状部材は、互いの背面12a、13aの間に引込線dを挟持した状態で、L字の脚部12b、13bが互いに反対方向にほぼ直線状に延び、かつ脚部の幅方向端の間隔Bが長さ方向に一定の角度θで漸減している。また受け部材18は、幅方向両端部に同一面方向かつ内向きの折返し部18aを有し、この内面は、L字状部材の脚部を長さ方向に受け入れる大きさに形成されている。L字状部材の背面の間に引込線を挟持した状態で、L字状部材の脚部を受け部材の折返し部の間に長さ方向に挿入し、幅方向端部間の摩擦力でL字状部材を受け部材に係止し、かつ引き込み線をL字状部材の背面間に引留める。
請求項(抜粋):
幅方向中央部でL字状に折り曲げられ、頂部で互いに回転可能にかつ背中合わせに枢着された1対のL字状部材と、該L字状部材より長い平板状受け部材と、からなり、前記1対のL字状部材は、互いの背面間に所定の引込線を挟持した状態で、L字の脚部が互いに反対方向にほぼ直線状に延び、かつ該脚部の幅方向端の間隔Bが長さ方向に一定の角度θで漸減しており、前記受け部材は、幅方向両端部に同一面方向かつ内向きの折返し部を有し、該折返し部の内面は、L字状部材の前記脚部を長さ方向に受け入れる大きさに形成されており、かつ折返し部の幅寸法は、少なくとも部分的に前記脚部の幅方向端の間隔Bと同一であり、かつ全体が同一の角度θで長さ方向に漸減しており、これにより、L字状部材の背面の間に引込線を挟持した状態で、L字状部材の脚部を受け部材の折返し部の間に長さ方向に挿入し、幅方向端部間の摩擦力でL字状部材を受け部材に係止し、かつ引き込み線をL字状部材の背面間に引留める、ことを特徴とする引込線引留具。

前のページに戻る