特許
J-GLOBAL ID:200903005389188830

液式スターリング機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-179341
公開番号(公開出願番号):特開平7-034966
出願日: 1993年07月20日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】始動力を用いずとも液ピストン17、液ピストン27を始動できる液式スターリング機関を提供すること。【構成】この機関は、シリンダ1、シリンダ2、出力シリンダ3、連通管4、蓄熱器5を備えている。連通管4は高温空間12と低温空間22とを連通する。連通管4は仮想水平線H1に対して角度θ傾斜している。蓄熱器5は高温空間12に接近している。ヒータ19により加熱された高温空間12の作動ガスは高温となり対流により上昇し、作動ガスは蓄熱器5に迅速に移行して奪熱されて冷却されると共に圧力が低下し、その結果、作動ガスが収縮する。これに伴い液ピストン17、液ピストン27が位相差をもって共に昇降し、出力シリンダ3の液面も昇降する。
請求項(抜粋):
液が貯溜される第1液室と、該第1液室の液面上方に形成され作動ガスが封入される高温空間と、該第1液室から所定間隔隔てて配設され液連通路を介して該第1室と連通する第2液室と、該第2液室の液面上方に形成され作動ガスが封入される低温空間とを有する基体と、該第1液室と該第2液室の液面の動きに基づき出力を取り出す出力部と、該高温空間と該低温空間とを連通するガス連通路をもつ連通管と、該連通管に配設され該高温空間から該低温空間に移行する作動ガスの熱を奪う蓄熱器とで構成され、該蓄熱器は、該連通管の長さ方向における中央よりも該高温空間側に寄せて配置されており、該連通管のうち少なくとも該高温空間と該蓄熱器との間の管部分は、該高温空間から該蓄熱器に向かうにつれて上昇傾斜していることを特徴とする液式スターリング機関。
IPC (2件):
F02G 1/043 ,  F02G 1/045

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